SBT420の日記

名古屋グランパスのファン。

3度目が冗談

映画「ドラえもん のび太とロボット王国」
スネ夫にペットロボットを自慢されたのび太ドラえもんのスペアポケットを使って未来デパートで大量のロボットを注文してしまう。その中に紛れ込んでいたポコという男の子は人とロボットが暮らす惑星からやってきたロボットだった。
人とロボットという内容は鉄人兵団とブリキがあるが、ブリキの一番は揺らがないな。新ドラえもんのリメイクの基準がわからないけれど、納得されなかった作品もリメイクしてもらいたい。
正直、ちょっと微妙だったな。冒頭のポコが電送装置で地球に送られることになるけど、あまりにも唐突で偶然に頼りすぎ。のび太たちがポコを送り届けようって場面もなんか決まりきった流れに乗っただけな感じする。意外とジャイアンの活躍の場が無かったな?
ロボットということでドラえもんが話の中心にくるってのは良い。特にコングファイターとの戦いは道具の使い方も込みで面白い。良かったのはそこくらいか。巨大ロボットに突っ込んでいった場面もなんかいきなりすぎたな。
最後のデスターとの戦いはのび太の行動力が活かされたのに、どうして笑いに走ったのか理解できない。あそこで遊ぶからドラえもんとポコの母親マリアがピンチになる場面で感動できないし、そのせいでしずかちゃんの逆転の提案もハッとさせることができなかった。電送装置ももっと苦労させるというか、あまりにも簡単に助け出すことができるってのはどうなのよ。
のび太とポコの友情もそこそこにするんだったらもっとドラえもんとの関係をやればよかったのに。どっち付かずで不完全燃焼だ。見終わった後の余韻も何も無い。
ジャンヌはもっとかわいくできたはずだし、チャペック博士は自分の弟が何やってるか知ってたのなら止めろよって思う。そもそも博士は何のために電送装置を?
うーん、なんか時間の制限で収まりがよくないな。もっと時間があればスッキリやり切れたかも。