SBT420の日記

名古屋グランパスのファン。

スパルタ映画鑑賞

うーん、実際のところ映画2本見たら完全に意気消沈するな。
腰に根が張って3本目に行こうという気持ちが湧いてこない。
録画したアニメもがっつり3時間分くらい消化した後だからかな。
毎クール迷う割に、ドラマは「架空OL日記」の1本継続する形に落ち着く。

映画「スパルタンX
スペインのバルセロナでワゴンカーで飲食店を経営しているトーマスとデビット。デビットの父親が入院する精神病院へ行くと、父親は美人の女性グロリアと会っていた。グロリアの娘シルビアが謎の集団に追われるのを助けることになったトーマスとデビット。そして探偵のモビー。
比べるとどうだろう。名シーンがあることを考慮すると良い勝負だけど、プロジェクトAよりも面白かったかも。しかし個人的にはシルビアを助けたいヒロインだと思うかどうかはかなり怪しいところ。
ジャッキー・チェン、ユン・ピョウ、サモ・ハン・キンポーはそれぞれアクションに特徴が感じられる。ジャッキー・チェンは正統派、真っ直ぐなアクションで、ユン・ピョウはテクニカルでトリッキー。サモ・ハン・キンポーは本当に動けるデブだった。みんなかっけー。

映画「アフター・アース
2025年、人類は地球の環境破壊により遠い惑星ノヴァ・プライムへと移住した。しかしノヴァ・プライムには先住民は人類を殺す生物アーサを作り出した。移住から1000年後、13歳のキタイ・レイジはアーサと戦うレンジャー隊の候補生から昇進できなかった。キタイの父親サイファはレンジャー隊の最高指揮官であり、多くの人を救っていた。サイファは昇進できなかったキタイを連れて引退前の最後の任務に連れて行くことにした。しかし、移動中の宇宙船が小惑星の嵐に巻き込まれ、とある惑星に不時着するが生存者はキタイとサイファだけだった。さらに不時着した惑星は人類を殺すように進化した生物が支配する地球だった。
ちょっと人類的には厳しい世界観ではあった。
ウィル・スミスとジェイデン・スミスの親子共演。そこが面白さを左右するかどうかは微妙?ジャンルがSFだから親子関係にスポットを当てるにはあまり向かない気がした。というか、せっかくのウィル・スミスが宇宙船から動けないってのがもったいない。
気になったのは登場人物のネーミングかな。サイファはまだいいとして、キタイとかセンシって。あとトラウマだから仕方が無いけれど、その場面を何度も見せられるのはくどかったかな。だったらセンシとの思い出をもっと入れたらいいのにって思った。家族にとって本当に悲しい出来事だったというのがイマイチ伝わんない。
キタイが大型の鳥(鷹?)に捕まって巣に放り込まれていたのは後から食べる予定だったんだろうか。雛鳥を守るためにキタイがトラと戦うのは良かった。その後、鳥がキタイを助けるのも感動的だけど、鳥の扱いに救いが無さ過ぎる。雛鳥は全滅してしまうし、キタイを助けた後親鳥も死んでしまう。せめて雛鳥1匹くらい残って親鳥も健在でキタイを信頼するような様子があれば、人類が地球に帰れる可能性を残しているような描写になったのでは。
アーサも具体的な設定がよくわからないな。人類の恐怖心を感知して襲ってくるって完全に物語に合わせて作った設定では。恐怖心を感知って、なんでそんな回りくどいものにしちゃうの。まぁ、キタイが恐怖心を克服してアーサを倒すのはかっこよくて良いシーンだったけれども。