ゴールデンウィーク前にしては少し不完全燃焼な日だったな。
完全に自分の詰めの甘さが出ただけなんだけど。
精神的な成長が実感できないといつまでたっても焦燥感は隣にいる。
そういう自分の甘さを痛感しつつ、他の人の甘さにイラつく。いや、甘さというか、もはやあれは年齢からくる痴呆なのではないかと疑う。
映画の日だったか。
今は相当タイトなスケジュールを組まないとこの日に劇場へ行くなんて無茶。
もう随分と映画館には行っていない。今は最新でも一年ほど待てば外に出なくても見れるからというのもある。うちで見たほうが自由にできるし。
映画館でもできるだけ自分のスタイルを再現しようと頑張るけど、どうしても窮屈なので余計に疲れることが多い。靴を脱いで足を抱え込んだりするし、時間の経過とともに座り方が変動する。
飲み物はいつも違うけどキャラメルポップコーンはいつも同じ。一番近い劇場にキャラメルポップコーンが置いて無くて、せめてキャラメル味のお菓子をと思って食べたのが大失敗なほど不味かったからなぁ。今ではキャラメルポップコーンを置いているのだろうか。
映画に限った話ではないが、自分のスタイルを求めていくと誰かと一緒に楽しむことが難しくなっているような気がする。
独りで動くことが前提になると自分以外の誰かがいる時の動き方がわからなくなる。
言われたことの意味や重要さが効いてくるのが1日経ってからだ。
ジワジワと染み込んできて泣きながら死のうとしている姿が頭をチラつく。
