SBT420の日記

名古屋グランパスのファン。

ジュビロ対グランパスの感想 J1第25節

試合前日、田口選手にちょっとだけ思いを馳せたり、ラジオでの773さんの発言でSNS界隈がざわついたりしてた。

 

相馬選手はこの試合まで帯同するようで。

この試合も途中投入されたけれど、あまり見せ場はなかった。

できるだけ大学のほうでの活躍も追いたいな。

彼の他にもまだまだ期待の若手が多いのでこれからの試合でも楽しみは尽きない。

 

ここ数試合、気になった試合の入りは悪くなかった。

どちらかと言うとジュビロのほうに押し込まれる展開に。左サイドから攻め込まれる場面が目立ったのでそこはどうだったのか見直したいな。

ディフェンスラインとボランチの間で受けられて、そこからサイドに散らされたりのパス交換を続けられたから押し込まれたかな。

 

先制したのはまたしても金井選手だったけど、その前というのが気になるぞ。

得点した場面では、数本前のパス交換で外より内に走る判断をしたのかな。

見直してみてわかったのは、ネット選手から受けようとしたシャビエル選手が外す動きでできたスペースに金井選手が走り込んでいた。あそこを狙って空けていたようなプレーだったかも。和泉選手の3点目も多分そんなプレーだ。

 

ジュビロの攻撃で田口選手のシュートが多かったが、ミドルシュートの選択肢って何番目くらいになるんだろう。他になかったような印象がある。カウンターの形になっても時間をかけてくれるとグランパスはすぐに戻れるし。

バイタルエリアで受けたりサイド深くまで侵入してもペナルティエリア内で川又選手や大久保選手が自由になれなかった。そこを塞いだからミドルシュートという選択になったかな。

 

インサイドグランパスで練習風景の動画でロンドがよくある。狭いスペースで速いパス回し。あのパススピードが見られる場面が結構あった。ボールを取られる気がしないレベル。

相手に決定機を与えるようなミスもなかったし、ビルドアップでハメられてもネット選手とか上手く剥がしちゃうしでそのあたりも面白かったな。なんかこう、次の次くらいを狙ったプレーをするためのパスが面白い。そこが合わないとすごいズレたパスになるけれど。

それでも相手の攻撃を受けすぎてディフェンスラインが下がり気味だったようで。距離感はそこまで空いているような印象はなかったけど、パスの選択肢がロングフィードしかないって場面はあったかもしれない。それすらも武器になっているから逃げの選択肢という感じではないにしても、それが続くようだとマズイんだよな。

 

ジョー選手が少し下がってパスを受けるために動くと、そのスペースにシャビエル選手や前田選手が入ってくるという形はよくある。というかほぼ徹底されている。まぁスペースに走り込む選手は決まっていないからこその先制点だったかなと。

ジュビロの選手がそのジョー選手の動きについていくことが多かったかな。人に仕掛けるという意味では相手のディフェンスを動かせるとチャンスになる。

ということは、空けたいと思われる場所周辺にいる選手の動きを追えば意図が少しは読めるだろうか。

どこを攻めるか他の選手とも目を揃えないといけないのは頭が疲れそう。その中でボールを完璧にコントロールしないと見る余裕がない。だから相手を外して、ボールを完璧に止めて正確に蹴るのか。

得点するためにどうするのかを逆算していくとそういう連続が見えてくる。

どこを、という部分も技術の上がり具合が成功率の高さになるのも納得できる。 

 

押し込まれてもシュートブロックやポジトラと高いインテンシティで奪いきって良い形のカウンターになる。運動量の落ちる後半にもあったけど、前半からジュビロはそこで走れなかったな。グランパスはそういう部分で圧力をかけられるようになっている。

 

相手のミスとも言えるけれど、やはり前線から追い込んでパスコースを消しているからこその得点もあった。前からああやって消してロングボールを蹴らせたら中谷選手や丸山選手が競り勝ってボールを回収できる。

 

最後の失点はもったいなかった。

直前のランゲラック選手はキャッチできれば良かったんだろうけれど、パンチングするにしてももっと遠くに弾きたかったはず。そのへんは何となくわかるので誰も責めない。

 

シャビエル選手の怪我が気になるなぁ。

代表戦で少し間が空くと言っても数週間の離脱となると青木選手や秋山選手、他の若手の奮起に期待したい。