SBT420の日記

名古屋グランパスのファン。

グランパス対V・ファーレンの感想 J1第26節

連勝が途切れただけではあるけれど、何かが終わってしまったかのような悔しさが止まらない。

まだ残留が決まっていないこともあるんだろうけれども。上も下も混戦だから1試合や2試合でひっくり返るのが怖い。

 

グランパスの試合立ち上がりは相手に攻め込まれることが多い。個人的にはそれがちょっと嫌だったりする。15分くらいはハラハラしてしまう。先制したら安心する。

けれど、それは選手たちが相手を見ている時間なのだと考えたら少しだけ納得はできる。

そんな時間帯で相手の思惑通りに失点をしてしまう。

左サイドが大きく空いていた。あれはどうなんだろう。児玉選手がディフェンスラインに吸収されるくらいまで下がるべきだったんだろうか。相手とシステムが噛み合わなかった部分からパスが通ってしまったからなのか。

 

前田選手の得点はだいぶ選択肢が消えていった後のドリブルという選択の印象が。カットインするためのスペースを空けるオフザボールの動きをした玉田選手。相手を動かすのはパス交換だけじゃない。

 

児玉選手は守備頑張っていたけれど、ボールが止まらなかった。ピッチコンディションもあっただろうか。前半途中から監督はそこを気にしていただろうか。後半はお役御免。

和泉選手が入るとわかりやすく押し返せるのはいい。が、それが左サイドの修正に至ることはなかった。結局のところ、相手を押し込んでもロングボールを蹴らせてしまえば左サイドは留守みたいなものなのだから。

でも、後ろには少なくとも3枚は残っていたはずなんだよな。また見直してみよう。

 

未だ怪我の影響でコンディションに不安があるネット選手はともかく、どうも小林選手の動きが重そうに見えた。良し悪しを見分けるのに苦手を感じる選手である。何がどう良かったのか悪かったのか言語化するのに困る。簡単すぎる言い方になってしまうけれど、ミスが多かったとしか。うーん、相手のプレスがやりにくかったのかなぁ。

 

前半からの修正というか、もうちょい丁寧にやれば良くなりそうだと思っていたけれど、後半は審判に試合を動かされた。あのPKは取るくせにジョー選手に対するフィジカルコンタクトは全て無視。

あの審判、井上主審は何度かグランパスの試合を担当しているが、良い印象は全くと言っていいほど無い。他の担当した試合を見ても同じで、ジャッジの質はとても低い。

なんであれが許されているんだろうな。

 

結果的にシャビエル選手の不在が悪い方に出てしまったと捉えることしかできないのが何とも言えずただただ悔しい。

前線と中盤の選手がグルグル入れ替わる連動性があまり見られなかった。まるで精密な時計の中の歯車が1つ無いようだった。

得点を振り返ってみると前田選手のカットイン、丸山選手のロングボールに抜け出したジョー選手、試合終盤のパワープレー。どれもシャビエル選手が関与していなくても取れそうな得点の形だった。まぁ形に幅があることは悪いことではないけれども。

相手に左サイドのスペースへロングボールを蹴られたのはセカンドボールも含めてボールを失った後のネガティブトランジションが機能していなかったからかと。シャビエル選手もそこを担っていた部分もあったし、この試合で足りない部分でもあったと思う。

だからこそ、児玉選手もそうだけど、青木秋山選手の奮起に期待しているし、いつまで待たせるつもりなんだと。はよしないとシーズン終わってしまうぞ。

 

ポジティブなところを。

今日、サンフレッチェのパトリック選手に得点がなかったようなので、ジョー選手の得点ランキングがトップになった。

彼が止まらないのならグランパスも止まるわけがない。

まだまだビッグゲームが残っているのだから冷めるのは早い。

個人的な話だと、8月にスタジアムへ行き過ぎたのでそのへんには行けないという。誰か連れてって。