SBT420の日記

名古屋グランパスのファン。

グランパス対FC東京の感想 J1第29節

本当は図を使いながら書けたらいいと思ってる。

 

残留するために必要と言われる勝ち点40が遠い。

1週空いてからの3連敗は結構ズシリとくる。もっと辛い時期があったのに。見ているだけのこっちのメンタル弱くって。

今シーズンはあと一回くらいはスタジアム行きたいなぁ。

 

グランパスのやり方は変わっていないのに面白く感じないのは、相手につまらなくされているからと負け惜しみたい。シーズン終盤に差し掛かるとどこのチームも現実的なやり方してくる。もっとハイリスクなビッグチャレンジをしろよ。それがフットボールってもんでしょ。

 

発動したカウンターを防ぐよりも、カウンターを発動させない攻撃をすることのほうを考えるのが今のグランパス。多分。

失点しなければ負けないけれど、得点出来なければ勝てないのだ。見ていてどっちが良いかってそりゃ後者でしょ。

ドン引きカウンター、ジョー選手頼みのロングボール、放り込み、入れるだけのクロスボールなんて面白くないのだ。

 

試合の入りが良くないのをやはり修正したいらしいジョー選手。ロングボール蹴り込まれただけで相手に押し込まれるのは拮抗したリーグだからでしょうか。跳ね返してセカンドボール拾うだけでも変わりそう。

開始10~15分で失点しないだけマシだと諦めてはいる。

 

相手の前線から中盤はあまりプレスがきつくなかったかな。展開が落ち着いたら引くって感じだったのかな。むしろ急がせるような展開になれば向こうは好都合か。ミスがピンチに直結するなら積み重ねてきた技術でも追いつかないほどのスピードを出させてしまえってか。

急がなくても相手が触れないままゴールに迫っていたのだから、そういうスピードのコントロールが選手全員でできたらいいね。玉田選手だけでは足りない。

 

青木選手がスタメンに来た。めちゃくちゃ期待していたけれど物足りない。

グランパスの攻撃に形は無いけれど、オーガナイズから1人だけ外れてる。

例えばジョー選手が下がってパスを受けに動いたら入れ替わるように前線に入らないといけない。相手はジョー選手を放置できないので、少しだけ付いていくと狭いけどスペースが生まれる。そこに動いてもパスは出ないかもしれないけれど、青木選手が元いた位置に金井選手なりが入ってくるので同じように生まれたスペースを使える。うまく位置取ればハーフスペースでNSKだ。そこにパスが出たら受けた選手がシュートで終わるか、動き直して外してラストパスを受ければワンタッチで得点だ。

まだまだ試合に馴染んでいない印象。コンディションも100%ではないみたい。だからなのか自信を持ってボールを受けられていない。ドリブルで仕掛ける選手がいないと相手の守備を動かせない。パスだけじゃ動いてくれない。だから前を向いてスピードに乗ったドリブルを見せておくれ。良い形が出せれば大きな自信になる。

 

相手を押し込むけれど、なんかこう、押し込みすぎて手詰まる。ペナ内に選手がギチギチになるくらい押し込んでしまうと逆に選択肢が消える。ペナ角付近からカットインからのミドルシュートくらいしかチャンスにならなかった。

ちょうどいい押し込み具合のタイミングで仕掛けたり、絶妙に相手を食い付かせるボールの動かし方ってのがありそうだ。

 

相手の遅攻はそこまで驚異的ではなかったかと。奪った時の体勢とか見ると良い感じだし。目の前で回される分には問題ないし、質もそこまで伴ってなかった。

本当にカウンターだけにやられた。むしろそれしかないのにアントラーズと並んでるってのが驚き。

 

シャビエル選手が戻ってきたのに宮原選手が負傷。しかもそこまで軽いものではないとか。

今まで宮原選手がいない試合がほとんどなかった。出場試合数だけ見れば存在の重要性を語らなくてもいい。

彼がいないことで厳しく寂しいと感じる試合が少しでも少なくなるよう祈るしかない。

 

個人的な想像に留まるけれども、もしかしたら433が理想なのではないかと。

練習で丸山選手をアンカーで試したりしたし。

433は連動を最もスムーズにさせるためのトライアングルが多いから。ボールを保持して相手陣地に入ると343みたいな何かに変わるけどトライアングルの数は変わらない。

守備の時は、って別けては考えていないけれど自分のポジションにすばやく戻ることを徹底しようとしている。戻ったとして、現在の442だと選手間を繋ぐと四角形しか作れない。相手に間で受けられると前後左右にパスコースがある。選択肢が少なくとも4つ。

433だとトライアングルしか作れないので、間で受けられてもパスコースの向きは違えど3つ。

立ち位置が変わればスタート位置が違う。得点には至らなかったけれど、良い奪い方から惜しいカウンターに持っていくのは何度かあった。

もし、442ではなく433であの形だったならどうなっていたかな。

もし、433で押し込んで343なら高いインテンシティと早いトランジションで相手のカウンターが発動する回数を減らせたかな。

まぁ、433をやるためにはアンカーの選手がとても重要になってくるんだろう。442ですら組み合わせなど悩ましい部分であったのに、そこに1人を据える難しさよ。

ネット選手が100%なら、ゴクリ。

次節、風間監督が433の布陣で来たのなら、こちらはそのハイリスクなビッグチャレンジを見届けるのに不安は無い。