日本代表対キルギス代表
試合会場が豊田スタジアムということでグランパスのファンとしては良い試合になることをまず期待していた。
グランパスくんも代表ユニフォームに袖を通したみたい。さすがマスコット王。
ピッチコンディションも良さそう。芝が短いのでボールも走る。日本のパススピードの助けにはなっていたかな。ただこれがUAEだとどうなるかはわからない。
4231のサイドハーフが内側に入ってサイドバックが大外に張る感じかな。相手の541のサイドバックに対して数的優位を作っていた。んだけど、キルギスの守備がちょっとザルすぎる。日本のビルドアップはセンターバック2枚とボランチ2枚。そのへんでもうちょいなんとかできなかったんだろうか。中盤で人数が余ってるからドン引きするつもりがないのなら圧力かけてもよかったかなと。そもそもそういう戦術が浸透していなかったような印象もあるが。まぁ相手の心配はそこまでしなくてもいいか。
守田三竿選手の組み合わせも安定していてかなり良かったのではないかと。ビルドアップもそうだけど、セカンドボールの回収に貢献していた。相手を押し込んだ時点でそういう形は既に整えてはいるんだけれども。この組み合わせでもアジアレベルなら充分通用しそう。まぁフロンターレもアントラーズもACLで戦えるチームだしね。
後半から相手のインテンシティが上がったのは何だったんだろう。
大迫堂安南野中島選手を投入した途端に3、4点目が。わかりやすく数字を残すよね。
柴崎選手は所属クラブでの出場機会が少ないので、ここで新しいものを吸収しつつコンディションを上げてチャンスを活かしてほしいなぁ。
かなりポジショナルなやり方をしていて正直なところ森保監督のイメージが変わった。
しかもそれがすんなり浸透しているのはやっぱりコミュニケーションという部分なんだろうか。
フットボールの最先端である欧州で活躍できる選手たちだからそのあたりの理解度というのも高いか。自分がドリブルで仕掛ける意味とか、少し下がって縦パスを受ける動きとか。味方選手が空けたスペースに入る動きなどなど。
しかしこのやり方を続けていく方向ならやっぱりグランパスの選手が選ばれても不思議じゃないと思う。
まぁ残留してから代表の話をしろってのはわかっているけれども。
サンフレッチェ戦の予習をしたけど、少なくとも2人は変えてきそうだし風間監督の考えはいつも予想と違うからどうなるか不安ばかりが押し寄せてくる。