HDDを漁っていたらまだ見てない映画が。
いや、本当はまだ見てないことをわかっていたけれど、実はそんなに期待していないからこれを見てしまうと自分の中にある良いイメージが崩れてしまうのではないかという怖さがあった。
「アーロと少年」
PIXAR作品。でもなんかこう、人気度とか認知度が高い作品ではないよね多分。正直、好きと言っても全作品網羅しているわけじゃあないので何とも言えないところもあるけれど。ウィキで数字も見たけどそこから察する事もある。
個人的に抱いているイメージ、想像してるピクサーの定石みたいなのからは少し外れる世界観。恐竜たちが隕石で絶滅しなかった世界。
うーん、これはどうだろうか。結構ありがちな話だと思った。恐竜だけど動物と少年の絆の話、なんて浅い言葉で表せるけれど、わかりやすく泣かせる感じでもないし、アーロが成長する話でもそれをピクサーに求めるものかと思えばそうでもないし。
成長譚だとしても、アーロの性格があまり気に入らない。怯えたり驚いたりしてばかりなのは見ていて単調だしワンパターンで飽きるしで気持ちいいものじゃない。最初からそんなんだからあまり感情移入もできないし、どちらかと言うと無理しながらも自分を強く見せようと頑張っていたが(父の死などの)挫折を経て本当の強さを学んでいく、みたいな方が楽しめたかもしれない。確かに勇気を出す場面はあったけれど、派手さに欠ける。過激であれば良いというものでもないだろうし、狙う年齢層を考えたら抑えめにするべきだとも思うが、やっぱりちょっと物足りない。
全体的に想像を超えてくるようなものはなかった。子供に向けての作品なのでそこはまぁ安牌だけど、出来上がった役はかなり安目という印象。
後から知ったけれど、スポットの両親がイナズマドカンたちに殺されたってのが本編に入っていたら結構衝撃的だったかも。
ピクサーで見てないと言い切れるのはニモシリーズ。なぜか食わず嫌いしてる。
カーズシリーズとインクレディブルは見たはずだけど記憶がほぼ無い。
タイミングがあれば補完したい。
来月からアマプラでクレしん劇場版が復活する。好きな作品は見返したいけれど時間があるかどうか。
ドラえもん劇場版はまだしっかり見れてないのがあるからそっちの復活も期待してる。