SBT420の日記

名古屋グランパスのファン。

アントラーズ対グランパスの感想 J1第6節

もしかしたら今シーズン最初のリアルタイム観戦だったかも。

もし、アントラーズ相手でも複数得点とクリーンシートで勝つことができれば…なんて思っていた時期がありました。まだまだ良くなることを教えてもらえた。やられたらやりかえす、ホームでは倍返しだ。

 

ここ2年くらいは敵地で勝ててないが、あそこには鬼と魔物がいる。さすがアントラーズという逆転だった。リスペクトしすぎかな。ただまぁ、悔しいけれど嫌いになるようなものではないが。

とても悲観するような内容ではなかっただけに結構難しい心境に陥ってる。穏やかに悔しがってる。

 

イニエスタ選手やトーレス選手にJリーグについての質問をすると、リードしているのに急いで攻撃をしようとするんだって言うけれど、そりゃ攻撃も守備もできるチームならそうするだろうよと。ウノゼロで勝ち切れる試合をするのってそれこそアントラーズみたいなところくらいなんじゃないの。というか具体的にはどうすれば良いんだろう。

前節コンサドーレ戦の後半で広がった得点差もあって、シミッチ選手あたりが落ち着いて回すような受け方出し方をしていた。パスを受けた米本選手はすぐに縦パス入れてたけれども。

この試合では1点差でそれをやろうとしていたのかもしれない。ネガトラで3枚くらい寄せていくけど奪い切れず運ばれクロスまで持っていかれる場面が何度か。たまたまかもしれないし、緩んでいたからかもしれない。

グランパスはどんな展開でも得点を取るまで選手の距離感コンパクトにボール保持して相手陣地に押し込んでペナルティエリアの中に入っていきボールを失ったら即時奪回。これを繰り返すことを貫くと掲げている。パスや人の動きは止める蹴るを正確にやれば自然と速くなっていくし、ボールを失っても正しい位置にいれば即時奪回も文字通り速い。

しかし距離感をコンパクトに保ったまま急がず回すのって難しくないかな。今のグランパスだと、どんどん速くなってしまいそうなんだけど。1点差でゆっくりしちゃうとああなるので、やっぱり複数得点狙うほうが相手にもチャンスを与えないで済む気がする。

 

 

圧倒的だと感じていた中盤にいよいよ付け入れられそうな失点の仕方をしたかなと。

27分に米本シミッチ選手がボールサイドに寄せて奪う場面があった。相変わらず刈り取ってるなぁと思うと同時に、中央すごい空いてると。しかもフリーの相手選手付き。ボール奪えたから良かったけど、そうならなかったらどうするんだろうというね。

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60分に安西選手のシュートがあった。左サイドから右サイドに持っていかれ、さらに右サイドから中央を経由して安西選手へ。幅を一杯に使われバイタルエリアに人がいない。

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72分に失点。ボール奪って縦パス入れたけど、相手DFの出足が良くて奪い返されてからの場面。ボールを拾われたのがドリブルできる安部選手というのもマズかった。ペナ角で剥がされてエリアの前を横断するパスを大外で余ってるSBへ。

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うーん、ボランチ2枚がボールサイドに寄せてできるスペースを埋めるのはSHなんだろうけど、この試合は監督も選手も話しているように先制後は間延びしていたから難しいよな。

これまでの試合は全体的に運動量がガクッと落ちる様子があまり見られなかったけれど、途中出場の選手もあまり存在感を出せなかったこともあってかちょっとガス欠気味な印象がある。

追いかける展開は良くなかったけれど、超が付くほど攻撃的にシフトしたのは見れて良かった。

 

次はアウェーでルヴァンカップセレッソ戦で、その次もアウェーでマリノス戦か。

内容は良かった試合で逆転負けの精神的ショックがどれくらいのものなのか知り得ないが、連敗してしまうとちょっと怖いな。