SBT420の日記

名古屋グランパスのファン。

グランパス対松本山雅FCの感想(0-1) J1第13節

どこか頭の片隅で高をくくっていたツケが余計で見直すのに少し時間を置く必要があった。と言っても、翌日にはちゃんと見たが。

 

負けるとしたらこういう形が一番典型的だし、その形が一番理想的なゲームプランなチームに負けた。

とても納得のいく負け方なのにどうしてこんなにも受け入れられないのか。

ホームでこの負け方は嫌だし悪い方の予感を覆してくれなかった。

引いた相手に対して得点を奪えないんじゃポゼッションやパスサッカーという言葉を超えない。ただのサッカーファンが知ってる言葉じゃ表せないような、わけわかんないのが楽しく面白いフットボールを見せてほしい。

 

ジョー選手が不在で赤崎選手がスタメンに。

前半で交代となったけれど、そもそもシュート0は寂しい。誰が出場しても選手の個性を出してくれたら良いということなんだけど、赤崎選手の上手いシュートは一本も無いまま終わってしまった。

そのシュートを打つために必要なことが見られなかった。

赤崎選手の良いところはシュート上手いのとペナ内で相手を外す動きの質が高いこと。

その良いところを出しつつ得点するまでの道筋を逆算していくと、相手の第2プレッシャーライン攻略あたりまで遡ることになるかな。

前線に4~5枚選手が並ぶと中盤にいないし距離も遠い。相手DFラインの裏狙いが仇になってる。和泉選手や長谷川選手、米本選手あたりが中間ポジションで受けることもあったけど、止めて反転などではなく後ろ向きで受けて落とすくらい。

  

明らかにボールを持ってから迷う場面が多かったから、アングルも選択肢も無かったんだろうな。

個人的には長谷川選手あたりがちょっとなぁ。なんかこう、いるんだけど受ける気がなさそうな。速さが上がるわけでもないから受けても効果的じゃない。パスを出しても戻ってくるから運んでくれない。相手の中盤の背後、DFラインの前で受けて前を向いてくれたら速さも上がって相手を動かしペナ内に侵入する回数が増える。赤崎選手の決定機もその分増えていたかも。

 

後半から赤崎選手に代えて前田選手。

最近覚えたフットボール用語の意味や本質を正しく理解しているかどうか怪しいものだが、優位性の順番を変えたのかなと。

前半は位置、数、質で後半は質、数、位置。

ボールの運び方と仕留め方の違い。

位置と数で運んで質(赤崎選手)で仕留める前半、質(前田選手)で運んで数と位置で仕留める後半、というイメージがふと湧いた。

 

何にせよ、前田選手のドリブルが明らかに効果的で、本人が話すようにあとは決めるだけ。1つでも結果になれば多くのファンが魅了されていただろうに。高まったのは次への期待感だけだ。

榎本選手が投入されたのも似たような理由かな。相馬選手じゃなかったのは相手にリードされていたからかな。スコアレスやドローな展開ならまだスペースがあったかもしれない。でも相手的には引き分けでも上等な結果だと考えていたかな。

 

次はベガルタと。

エスパルスと打ち合ったようだけどそんなイメージないぞ。

 

 

U20ワールドカップを戦っている菅原選手と伊藤選手の様子でも見ようとグループステージ第2戦のメキシコ戦をチラ見。

第1戦イマイチだった伊藤選手はベンチスタート。菅原選手は連続スタメン。

うーん、もしかして菅原選手はグランパスの中でもクロスボール上手い方なのかな。軌道がかなりキレイ。止める蹴るも発揮していたし、守備でも良い判断をしていた。

来シーズンのユニフォームは彼の背番号にしようかなと思ったけど、この大会での活躍具合じゃ遠くへ行ってしまう可能性もひょっとしてある・・・・・・?