6戦勝ち無し。
どんよりした気持ちは梅雨空と同じ。
でも昨シーズンと比べたらまだマシっていう立ち直りというか開き直り。
ルヴァンカップから中3日。丸山選手が怪我でベンチ外。スタメン確認して一体どういう並びになるのか小一時間悩む。それだけシミッチ選手のCB起用は驚き。
結果的にその采配という名の博打に負けてしまった。というか対峙する相手が悪い。急増で対応できるわけもない。ボール保持してればそんなことは考えなくても良いんだけどさ。
千葉選手や櫛引選手という選択もあるけど、守る時のことを考えた選手配置はしないよね。というか、和泉選手も左SBに置いてる時点で攻撃すること、ボールを運ぶことを一番に考えていると理解すべきか。ついでにCBの選手層があれってことも同時に理解した。選手はいるけど、丸山選手と比べるとまだまだ競えていないってことなのかな。
シミッチ選手をCBに置いた時のデメリットがそのまま失点という形で出てしまったのは残念ながら当然というもので。
イニエスタ選手のゴールはどうしようもないけど、どんなに頑張ってもスーパーな選手の一発で粉微塵にされてしまうと思うと泣けてくる。
それでも得点はポジティブなものだったかなと。全部ペナ内だし、相手を崩した形もあったし。
個人的に納得し辛い判定でオフサイドだったけど、なんだかものすごくスルスルと抜け出して前田選手のシュートでゴールネットを揺らした場面はうまくいかなかったのが吹っ切れたかのようだった。正直、一体何がどうなってこうなったのかわからなかった。見直してみたらネット選手から和泉選手へ一気にパスが渡ったところからだった。
ビルドアップに対してヴィッセルが5枚で圧力をかけてきて数的不利だったのは危なかった。
シミッチ選手が内側に持ち込んでパスを受けるまでの間、身体の向きからしてネット選手は少なくとも大外の和泉選手は見ていたんだろうけれど、そこが見えていることがもうすごすぎて。
ネット選手の左足のパスで和泉選手へ渡ったことで一気に前進する。和泉選手がドリブルで1枚剥がしたことも大きくて、ビルドアップの数的不利から速攻の数的優位に様変わりした。
ネット選手はリーグ戦復帰でフル出場だったし、何本もファンタジックなパスが出ていたのでワクワク。
何試合もお世話になってた主審だからと言ってもなかなかに納得できない判定が多くて困る。どうこう言っても仕方がないことなのかもしれないけれど。
良いジャッジというものは本当に記憶に残らないなぁ。
次は水曜日に天皇杯。今年こそ嫌な思い出をまとめて吹き飛ばしてほしい。