先日、名古屋市博物館で行われているスヌーピーミュージアム展に行ってきた。
こういう漫画のイベントにはできるだけ行きたい。原画を見れる機会を逃したくない。
夏休み前だったから平日昼間でもまだそこまで混雑はしてなかった。人の流れがなんとなくあればゆっくり見れる程度。途中に映像コーナーを挟むと間ができたりもしたけど。
展示のほとんどが撮影可ってのには驚いた。ありがたい。
原画を見る時ってどういうところに注目すると良いのか知らないけど、個人的に修正がどこにあるかとか見てしまう。
でもやっぱり上手いと修正が少ないんだよな。パーツもシンプルなのに特徴的なデザインを迷いのない曲線が走ってた。線が太かったけどペンは何だろう。どうやら羽ペンらしい。後期になると線がブレていくけれどあれは意図的じゃ無理。心臓手術とか年齢で手の自由が難しくなっていったそうだけど、あの線のブレが柔らかさというか優しさという印象になる。
スヌーピーのデザインが徐々に変わっていくのも面白かったし、90年台頃からスクリーントーンを使っているなぁと思ったり。というかスクリーントーンの歴史って結構古いんだな。日本で考案されたのが1952年で漫画に使われたのが1954年とか。
一番テンションが上がったのは書きかけのスケッチ。こういうのに弱い。とにかく過程を見たがる。
展示が終わるとストアがあるけれど、HPで散々見た以外の商品がズラリ。
図録があることは予想していたけれど、もうちょっと商品紹介に幅を持たせてもらいたい。
こういうTシャツはどうしてあんなにも高価なのか。レジのお姉さんたちが着てるの見たら買えなかったことを少し後悔した。
いずれは巡回するだろう小畑健先生の展示もきっと名古屋に来るはず。
そしていつかは行きたい藤子不二雄ミュージアム。よりによって川崎。そうなるとサッカー観戦と合わせてどちらがついでかわからないツアーの開催が小さな夢の1つになる。