SBT420の日記

名古屋グランパスのファン。

グランパス対フロンターレの感想 J1第22節(3-0)

やってくれたよ。

もう感情しか出てこない。言葉じゃ表せないような。

まだシーズン途中なのにこんなにも嬉しくって良いんだろうか。

日中は3バックなのか4バックなのかで誰をどこに配置するのか悶々としていた。考えを巡らせていると次第に不安になっていくのは良くない癖。

 

スタメン予想の答え合わせをすると、藤井選手がCBに入って442。

343、541でフロンターレの攻撃を受け入れるなんてことはしないということか。

フロンターレは大島選手が復帰かと思われたが、アップで違和感が出たらしく代わりに山村選手がスタメンに。

 

この試合も早い時間帯のCKから先制。先制点を取れているからこその試合運びもある。なかなか取れない展開はあまり考えたくない。次節が肝。

グランパスの最終ラインが何枚かなのかで惑わされたのはこちらだけではなくフロンターレも同じだったのかなぁと。ビルドアップでのプレスは捨てたのかと思ったけど。

 

新競技規則でゴールキックPA内で受けられるようになったが、リプレイでそこから見れないという。画面が切り替わったらフロンターレが大きく蹴り出している場面が何度か。そこに至るまでのグランパスの守備が見たいのに。もったいない。

 

相手ビルドアップに対してプレスをかけるかかけないかの判断はジョー選手あたりに任せているようで。いかなくても睨みをきかせているのが印象的。DFラインは高く、いけばハメる。いかなくても高い。守備ブロックの中では前を向かせない。あれだけ止める蹴るに特化しているチームでも良い状態でパスを受けられないくらいコンパクト。

前線の睨みとパスコース制限、中盤とDFライン間の狭さが良い。どんな局面でも選手の距離感が良いのでトランジションが機能する。

両CBも良かった。2点目の起点になった中谷選手の持ち上がりは色々と驚いたけど、後ろに藤井選手がいるからこそ行けると判断したのかな。2枚も剥がして前進するとは思わなんだ。

藤井選手もDFラインのコントロールで一つオフサイドを取った。よく下がるのを我慢したなぁと思いながら見ていたけど、オフサイドをアピールしつつ対応に走ったから少し軽い守備になったのは気になる。そこまで怪しい場面ではなかったから確信を持ったアピールだったからいいものの、セルフジャッジが裏目に出ることも少なくないから。

 

フロンターレは大島選手の欠場がかなり響いたのかな。中盤の守備が追いついていなかった印象。

ブロック間で受ければ前を向ける。

和泉選手もシャビエル選手も相手に触られない中間ポジションで受ける回数が多かったな。

相手の守備ブロックが間延びしてたりスライドが遅れたりするとそれがさらに際立つ。

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3点目の場面はこれでもかとわかりやすいトライアングルが2つ続いた。

同数なら良い形で抜け出して崩せる。

サイドアタッカーやSBがあの位置までいけば流し込むだけのクロスを入れたらああなるよね。

終盤、フロンターレに同じようなことをされたけれども。

 

それが中谷選手と藤井選手でゴールライン上でクリアした場面。

ハーフスペースのPA最深部からの山なりクロス、大外からSBが走り込んでヘディングシュートの流れは当たり前のようにデザインされているプレー。

ジャッジ的に取り上げられそうな場面だけど難しい形。

84分という時間帯なだけに息が止まった。

 

この試合のMOMは和泉選手だけど、後半の給水タイム時に副審にボトルをチラッと差し出していたのはほっこりした。というか審判ももっと給水するべき。少しでもリフレッシュできれば色々言われることが減るかもしれない。

荒れる場面もあったのに和泉選手の冷静なメンタルが垣間見えた。

 

次は松本山雅との対戦。

フロンターレに勝ったことで、ここで最も問われる。

リアルタイムで見れないのだけが残念。

 

フロンターレは何だかんだで両CBが次節出場停止。

首位を蹴落としてほしいのに足踏みしているからここもある意味見所。

 

しかし、グランパスにもそろそろ加入のお知らせはないものか。

今度はマテウス選手がマリノス期限付き移籍が発表された。

怪我人の復帰が補強とは言え、ちょっと不安になるくらい抜けていってる。

丸山選手はF東戦に間に合うかどうかなのかな?

勝利もそうだけど、もっと安心できるポジティブな要素がほしい。