SBT420の日記

名古屋グランパスのファン。

グランパス対FC東京の感想 J1第25節(0-2)

蓋を開けて、容器の中に正解があるとは限らないというか。

蓋の裏に答えがあるのかもしれない。

 

蓋を開けてみれば、やっぱりそうなるのか、と。

期待も予想も何もかも超えない。

自分の見る目が狂ったのか怪しくなるほど面白さが見つけられない内容。

守備とか失点とかそういうのをどうにかしてほしいわけじゃないから責めたりしないが、得点するための貪欲さがほしい。どんな形でも何度も見返して、ここでああなってそうなったのかってあーだこーだやりたいのよ。1人でだけど。

書きたくなる図もないのでやめておく。 

 

スタメン。和泉選手が発熱で欠場。

藤井選手が3バックの左、成瀬選手が右WB。343。

宮原選手が出場停止で吉田選手が怪我で出られる選手を並べるとこうなるのかという印象。レンタルで出ていった選手たちがいたら、と考えれば考えるほどため息。

 

前半、成瀬選手は内側に絞る。が、前進に効果的かどうか・・・・・・。逆に圧力を受けに行っているような形だし、スペースを作るような立ち位置でもない。むしろ大外に張る選手がいないので相手の守備ブロックが中央に集まる。失礼だけれども、成瀬選手ってサイドなのは知ってるけどどういうプレーが得意なのか忘れてしまった。ドリブル?クロス?連携?

そんな右サイドだけじゃなく、左サイドも押し込むよりも中央からという。

選手たちは色々深く考えていたかもしれないけど、見ているだけの側からしたら一体何のための止める蹴るなんだろうと思わせる。

練習で良かったとは言え、急遽の出場だし慣れない形だったから目が揃ってないのはわかるとして、あそこまで相手が見れないとは。

ボール保持はこちらのアクションだけど、相手を見てどうするかっていうリアクションが無い。こうしてくる相手にはこうしようっていう最低限の決まり事が見てわからないから堅められた中央から無謀に攻め続けて跳ね返されての繰り返し。

 

シミッチネット選手のパスもネガトラも良かったのは前半だけ。

なぜあんな前半で良さを発揮してしまうのか。

後半の早い時間帯に失点したらもうボールは刈り取れなくなっていた。置かれた選手はともかく慣れた形にして攻めにいったのに、運動量と良さが失われた中盤では枠は継続できなかった。

 

最初の決定機を仕留めることが大切なのに、その力が最も出せる形に前半からしないのはなぜなんだぜ。

後半途中から442にして追いかけるよりも前半から442にして決定機をものにするのがらしさなんじゃないの。

最初から3バックってどこかに保険をかけているような。しかもそれが裏目に出てる悪循環。その選択に自信は感じられない。監督ゥ。

 

押し込み続けて仕留めきる。枠を維持して蹴られる前に取り返せ。相手を見る目を揃えて人を崩せ。

止める蹴る外す受ける出して寄る。

言うは易し。実際、選手が揃わなければ空論。

最低限を維持するための選手層もない。夏になくした。

 

怪我人復帰が補強になるのかな。

それもそれでどうかと思うが、解決するにも時間が足りるかどうか。

 

次はルヴァンカップフロンターレと。

こんな状況でも欲しいものは欲しいよね。タイトル。