負けなかった。
ただ、引き分けだと良し悪しはっきりできないし、また中断期間挟むからモヤモヤが増し続ける。
前節に引き続き4321。
和泉選手はベンチスタートだったけど、軽い怪我でもあったんだろうか。
スタメンで言うと宮原選手の出番が無いのが気になる。うーん、ベンチに置いておくにはもったいなさすぎる選手なんだけどな。このままベンチを温める状況が続いてしまうとオフシーズンに他から何かが届きそう。
監督としては、勝ち点を落とせない試合しかない上に時間も無いからお互いによく知る選手を使うほうが手っ取り早い感じなのかな。そういう意味じゃ中断期間もそこまで悪くはないか。
選手個人で言うと気になるのはジョー選手かな。良いパス交換してゴールまで近づこうという時にボールが止まらない。何かしらの影響があるのかもしれないけれど、チャンスになりそうな時に浮かせてしまうのはちょっとガッカリする。
トリニータのビルドアップには食い付かない。
さらにそこに速さもないからブロック形成がしやすい。
ドリブルで持ち運ばれたりもしたけど、そこから先に進ませないのは守備戦術が浸透している感じがある。出しどころに困らせる様子が相手選手から見て取れるのは前節もあったかな。米本シミッチ選手の睨みが効いてるかもしれない。
トリニータのビルドアップはGKももっと参加しているイメージあったけどこの試合はそこまでって感じだったな。グランパスの前線が3枚だから後ろでボール保持する時は4枚になる。そこでの数的優位を作ると中盤でパスを受ける選手がいなかった。シャドーが下りて受けようとすると米本長谷川選手がついていくと空いた所を使おうとされるけど、SBやシミッチ選手が即埋める。このあたりが前節から修正されていたのかな。
失点はクロスがゴール前を横断して折返しにヘッドをズドンだからまぁ仕方がない部分のほうが大きいと思う。横断する前ならどこでも防げたとも思うが。前半にも一回あったか。伏線になっちゃったかな。
追いかける展開にされて、相手の追加点の狙いがカウンターでもそこの対応もそこまで危ないものはなかった。
前半はボールを失うと戦略的撤退のように自陣に戻るけど、ネガトラどこいった。
まぁそこがバランスを崩しているという判断なのかもしれない。後半の攻撃ではセカンドボール回収が主に目立っていたけど、相手をしっかり押し込んだ状態ならネガトラに走るべきか。
後半は攻めたなぁ。
決定機も多かったけど、グランパスとの対戦に限って相手GKが頑張るのなんなんだよ。
ペナ内でのシュートも少なくなかったけど、あとちょっとのところでブロックされてしまうのはやっぱり外す動きが足りないからなのかな。
もし前田選手があと一歩後ろからシュートを打てたならボール1つ分のコースが開いたかもしれないし、もし和泉選手が相手の触れない位置でパスを受けられたらターンをせずとも右足でシュートを打てただろうか。
代表戦にグランパスの選手が行かないからしっかりトレーニングできるってのはなんとも言えない皮肉。
でも国内組少ないのはちょっと気になるけれども。
次はベガルタと。
リーグ戦での一回目の対戦は松本に続いての連敗だった。このへんから対策のお手本が示されてしまったのでリベンジしてもらいたい。