札幌の夏を経験したことがないわけではないけど全く覚えておらず。
小学生の時に家族旅行で札幌へ行ったことがある。
コンサドーレの練習場? にも行ったような記憶があるけれどはっきりと覚えてない。
札幌ドームの気温が22度だったみたいで。
やはり涼しいと回復も早いんだろうか。ってくらいコンサドーレから中2日という影響を感じられなかった。
グランパスは4231。成瀬選手に代わってジェソク選手がスタメン。ここはどんな狙いがあったのかは結局わからず。しかし安定した守備はさすが。
ベンチ入りした米本選手は出番なし。
コンサドーレは3421。前線はアンデルソン・ロペス選手1トップに駒井チャナティップ選手の2シャドー。前節の間を取ったチョイス。
グランパスのビルドアップはコンサドーレの過密日程を感じさせないハイプレスで前進させるのに苦しんだ印象。
試合を通して、金崎選手とキムミンテ選手の競り合いが多かった。フットボールとは違う競技をしているかのような。そこでのファウルも、パスを出した後のグランパスの選手が倒れている場面もいくつかあったけど西村主審はうまく笛を吹いていたかな。荒さは感じたけど悪質ではないファウル。
で、その金崎選手のポストプレーが多かったと言うか、多くさせられたと言うか。そこにボールを集めさせて刈り取るのがコンサドーレのビルドアップ阻害だったのではないかなと。グランパスにとって金崎選手はゴールに一番近くてボールも収まる起点だから、そこへパスを入れられるなら入れるのが定石の判断。
あとマテウス選手の左サイドからの攻撃が多いのでそちらへ誘導せずとも自然と流れるのも織り込み済みだったかな。
コンサドーレのシャドーとボランチで稲垣選手とシミッチ選手、DFラインまで下がらないWBルーカスフェルナンデス選手で吉田選手を蓋する。シャビエル選手にもマンマーク。逆サイドは捨ててたかな。縦と横もコンパクトにして距離を詰めていく。
そうなると縦パスもロングボールも金崎選手へ向かうことが多くなる。ポストプレーの競り合いがファウルになろうが縦のスピードとプレーを切れるし、アドバンテージになろうがそこで1枚潰しておけばスピードのあるドリブラーが孤立するくらい。
グランパスは攻撃の厚みをネガトラとプレスバックで挽回しようと走る。プレスバックは良いプレーだけど、この試合ではそれが見られることは良くない展開の現れか。
うーん、マテウス選手や前田選手がDFラインの裏へ抜け出すような動きとパスが出てたらまた違ったかな。金崎選手を経由しない攻撃が1つあればそれが活路になったかも。
気になるのが相馬選手。
途中出場でカウンターの起点になりそうだけど、カットインも縦も警戒されてすぐ数的不利な状況にされる。対策に苦しんで模索している印象。パスを受けても何が最高の判断なのか迷っているかのような。
それがやるべき守備にまで影響してしまったのか終盤にハンドでPK。そのPKもコンサドーレのゴタゴタもあってランゲラック選手が救ってくれたからまだまだ相馬選手にも運は残ってる。
守備はやらかしても尻拭いをしてくれる人たちが後ろにいるっていう割り切り方は違うかもしれないけれど、どこか何か1つでも軽く考えてしまっていいのかも。
それか阿部選手あたりが助けてくれないかな。
守備は頑張って、攻撃は思い切ってやってほしい。
次はルヴァンカップ準々決勝F東戦。
前回対戦の二の舞だけは嫌だな。
なんだかんだ3試合連続クリーンシートが意味するものに期待したい。