笑っちゃうよね。ここまで完敗だと。
確かに良くなかったことをズルズル考えるより、食って寝て次に切り替えるくらいの陽気さがあっても良いな。
それでもまだまだ監督の頭は堅そうだけれども。
しかしさすがのCB2人にも疲れが見えてきたのが心配。ここが瓦解するくらいならいっそ入れ替えてしまってもいいのでは。
まぁどこのチームも出突っ張りの選手はいるけれども、若手の起用も同じくらいある。
つまりはそういうのが見たいわけだけど、それもなかなか叶わず。
CBなら藤井選手をフルで使いつつ前後半で丸山中谷選手を入れ替えてってのもナシではないだろう、とは思うけどな。極端だけど。
現実的に半分くらいは入れ替えてもそう悪いことにはならないのではっていうのは楽観的なんだろうか。
グランパスは4231。米本選手がスタメンに。
アントラーズは442。和泉選手は左SH。
11分に雷雨で1時間ほど中断。
アントラーズのビルドアップ阻害は強度が高かった。
前線はCB2枚に対してボールを受けた方に寄せる。もう一方はボランチ2枚を合わせた3枚で稲垣米本選手に。そこにパスが入れば全力で潰しに。ここで絶対奪うメン。
もちろんSBにもピッタリマンマーク。逆サイドだと少し余裕はあったけれど。
コンディションの差で生まれるインテンシティの強さをこれでもかと。
ボランチに厳しくくるならサリーダしても無視されただろうな。
金崎選手へのロングボールはビルドアップの出口なんかではなく、苦し紛れの選択肢。
シャビエル選手がビルドアップに参加しようと下りてきても効果は出ず。動かず相手のボランチを少しでも牽制したりピン留めしてくれた方がいくらかマシに見える。
ビルドアップで前進できない中、丸山選手のボールを運ぶドリブルからチャンスになりそうな予感が。コンドゥクシオンちゅーやつかな。
あと相馬選手に対する相手の異様な食い付きを利用した。
丸山選手が少しボールを運びながら、相馬選手が動き直しつつ相手DFラインの裏へ。その動きで空いたスペースに金崎選手が相手CBを引きつけて丸山選手からのロングボールを吉田選手へワンタッチで落とす。すると相手右SBに対して数的優位に。
丸山選手が土居選手を剥がしてボールを運ぶ。相馬選手のリアリティのあるパスを受ける動きで相手SBを引きつけ寄る。そこに空いたスペースに大外から走り込む吉田選手。しかしながらタイミングが合わなかったのか丸山選手からパスが出ることはなく。近くの米本選手へ。ここで相馬選手がレオシルバ選手も引きつけたから米本選手は視野を広く保てるファーストタッチができた。逆サイドのマテウス選手へ広いスペースを確保しながら1対1を仕掛けられる局面に。ゴールへの最短ではなかったかもしれないけどドリブラーにとって悪くない状況は作れた。
アントラーズの2点目は正直悔しいかな完璧だった。
ビルドアップで数的優位作って持ち運び、サイドでワンツーで一番奥まで侵入して奪われても繋いできたところをネガティブトランジションで、ってそれやりたいやつ。
後半の頭に1点返した場面での相馬選手は良かった。
1対1で仕掛けるカットインはいつもよりタイミングが違ったような。いつもだったらもう1歩内側にタッチしてシュートを狙っていた。
だけどその1歩がなかったから良いところへ飛んだ。
本当は相手に触らせずズドンが最高だったけど。
次はマリノスと。
瑞穂へ行く予定。