実りの秋。
刈り取ったのはボールでした。
グランパスは4231。トップに山崎選手。阿部選手が200試合出場。300試合もグランパスで良いよね。
コンサドーレは3421。
開始早々に決定機。キックオフ直後はどういうスタンスで行くのかなんとなく見えるとは言え、前プレがハマるのいきなりすぎて驚いた。
しかしこのプレーで今日の山崎選手は何か違うということを匂わせた。
試合後インタビューで稲垣選手が話していたように、確かに守備が洗練されてきてるのがわかる。
数多くあったカウンターの起点になった圧力に行くのか行かないのかという判断がビシバシ。DFラインとか画面に映っていないところでも選手たちの動きは揃っていたのではないかな。
前も後ろも意思統一されている。以前はそこが合わず相手にいいようにやられていた試合もあった。ヴィッセル戦がそうだったかな。
コンサドーレ陣地でボールを奪われて攻守が入れ替わる場面での囲う速さもエグい。このあたりとカウンターはリバポをイメージすることができる。
基本的にマンツーマンマークだったと思う。ボールサイドのSHはちょっと下がってWBを見る。逆サイドのSHが2トップと一緒に相手3バックに寄せて数的同数。ボランチ同士そのまま2枚。後ろは中谷選手がアンロペ選手にべったり。個人的にここの対決は面白かった。マークがはっきりしてるからロングボールや縦パスに対してめちゃくちゃ寄せて競り合う。カバーに丸山選手がいるのも頼もしいし。
すごすぎてドン引きなのは稲垣米本選手。
稲垣選手は得点の場面でもそうだったけど、カウンターの場面で相手のボランチを置き去りにする速さ。走行距離に加えてスピードがある。さらにボール奪取能力。止める蹴る。ステータスが眩しくて目が潰れる。
米本選手はこの試合では狭い局面でもボールロストせず上手く繋げていた。ビシッとした縦パスもあったし。中盤から強い縦パスが入るか入らないかで攻撃が機能するかどうかを左右する。
うーん、シミッチ選手もまた違った良いところがあるけれど、ネガトラに行く速さをどうにかするためには予測とポジショニングってことになるのかな。急に脚を速くすることは難しいだろうから。ボール奪取にもそれなりに定評があるわけだから成功率を高めていけばあるいは。選手層っていう意味でも定位置を虎視眈々と狙っていかないと。
またしても怪我人が。
途中出場でも調子が良さそうに見えていただけに、シャビエル選手の離脱はあまりにも痛い。
最終盤あたりまでに戻ってこられるかどうかわからないな。
次はフロンターレと。
2度目の10連勝中とか。
前に止めたのかグランパス。
同じシチュエーションで再び相まみえる。
と、見る側を煽るにはもってこいの対戦カードとなってしまった。
どうしてどこも止めてくれなかったのか。と言うもの無茶な話で。
どーしますかね。