このまま突っ走って優勝してしまえよ。
唯一の負けがグランパスだった、ということがせめてもの抵抗になるから。
グランパスは4231。前節と同じ面子。中谷選手が150試合出場。300試合もグランパスで。なんかこれ言うの多いな。良いこと。
フロンターレは433。試合ごとに選手を入れ替えてやってるので、フレッシュな選手もいたり。大島選手や小林選手が不在なのが全くアドバンテージにならないほどに。というか、どれがベストメンバー? もはやそれすら決めかねるほどだよね。あってないようなものか。
実況桑原さんと解説岩政さんの話を聞いていればわかることだけど、フロンターレの守備の修正が早すぎる。何度か守備ブロックの形を変えて対応してた。その情報共有も修正があまりにも早い。パススピードだけじゃない。
最初は442。金崎選手に谷口選手。マテウス前田選手にSBとWG、または守田選手で囲って数的優位で守る。
16:45~、阿部選手がちょっと下がって受けた場面。守備ブロックの外側でで受けたのでプレスをかけられる前にボールをサイドへ出したりクロスを入れたり。ダブルボランチの433のような形。
丸山選手が痛めたタイミングで飲水タイムに。カメラがそこを映していたのでフロンターレがどんな様子だったのかほとんど見れなかった。そこでどう修正するか話し合われたはずなんだけど。
27分くらいに岩政さんが4141に守備ブロックを変更したと指摘する。それを察したのかどうかはわからないし、もしそうであるなら改めてそのすごさを知るけれど、阿部選手がアンカーの脇で受けようと動く。
39:40~、フロンターレの守備ブロックが451になっている指摘。これでアンカー脇もそれほど開かなくなり、SBにも寄せられる。稲垣米本選手が開くけど、そこから先に出すパスコースがなく山根選手に奪われカウンター、シュートと持ち込まれた。
グランパスの失点がセットプレーから3発。
守備時のセットプレー勝率の数字ははっきりとはわからないけど、この試合だけでもジェジエウ選手に良いシュートを最初に打たれてる。これまでの試合をなんとなく思い返してみると、CKから際どいシュートを打たれているような印象はあったり。ハイライトとか見直すとわかりそう。
正直、セットプレーの配置についてはまだまだ勉強不足。
ゾーンからマンツーマンに変えるだけでも改善されるのでは? とか思っていたりしてる。連戦中での変更は難しそうなのでわかりやすく誰が誰にって風に変えてみるのはアリなのかな。
1失点目はキッカーの利き足からアウトスイングに合わせた立ち位置。
なので三苫選手が立っていたゴール寄りのファーサイドはちょっと開く。そこ目掛けてフリックされてズドン。
そもそも相手にCKやFKの機会を与えなければいいのでは、とも思える。2失点目のファウルの判定は果たして。見る側からしたらわかりにくい角度だから何とも言えないけれど、あれくらいで笛が吹かれるのには疑問が出てしまう。
63分。マテウス選手のドリブル突破でファウルを取ってもらえなかった場面で、ゆっくりと時間を使われてしまったのが良くなかった。プレーが切れていればしっかりと戻って守備を整えられたのに、完全に集中の方が切れてしまった。右サイド崩されてのCKからの失点に繋がった。この失点の仕方はかなり嫌いだ。
フロンターレが押し込んでくる圧力がCKより前に蹴り出して逃れられないほどだったということになるんだろうか。じゃあもうどうしろと・・・・・・お手上げですよ。
困ったことに、グランパスのセットプレーの守備と保持された時の守備ブロック対応という2つの対策をフロンターレが紹介してくれた。
この試合を見た各クラブの指揮官がどう考えるか。
分析上手の監督さんが冴えないと良いけれど。
次は中2日でマリノスと。
結局、阿部選手と前田選手の交代は5分ほど遅くしたくらいで選手たちの疲労を考えたら相当厳しい。
神奈川でのアウェイ遠征だから帯同メンバーを変えるのかどうかはわからないけど、状態によってはまともに戦えるかどうか不安でしかない。
もう1つ次を考えるとまた中2日でベガルタと。こちらは休養たっぷりで乗り込んでくる。ホームとは言え、ここでも同じ様なメンバーだとちょっと思ったような展開にはならないかもしれない。