行きに1時間半、帰りに2時間という。
豊スタ付近の渋滞よ。
マリノスは433。ダブルボランチ。松原選手はベンチ外だった。残念。ファンサポが多くて振る旗も壮観。セレモニー中も応援を止めてくれてありがたい。アウェイでもすごく良い応援だった。パス回してるときのウィ~という声はなかなか。良い意味で腹立つ。
で、グランパスは352かなーと予想をしていたのだ。
試合が始まってから永木選手が中盤底にいたり稲垣選手が少し前に立っていたから、永木選手アンカーの532かなと思った。そしたら全然違った。
稲垣永木選手のダブルボランチの523だった。
度し難い。
マリノスのビルドアップ時、2CBとボランチ1枚に対しての3かもしれないが、同数にしてどうする? という疑問。
相手CBへプレスにいく仙頭マテウス選手の背後を使われまくるズレが延々と繰り返される。マリノスの喜田選手とマルコス選手というこの上ない厄介な選手たちを捕まえられない。この配置だとマリノスのビルドアップにプレスがハマらないということはほとんどの人がわかっていた。それをわかっていながらプレーする選手の良さなど出なくて当然。この配置で前プレするとここが空くと稲垣選手はわかっていたのにそのままやるしかなかったのだろうか。前半途中で仙頭選手とマテウス選手の立ち位置が変わったけれど、違うそうじゃないと頭抱えた。キャプテンの稲垣選手ですらわかっててやっぱ駄目だと思ってもそれを試合中に修正できないのか。
523のままでDFライン上げてコンパクトにしたってズラされるのが解決するわけじゃないから裏取られて終わりだよ多分。相手がフリーでパスを受けても後ろを向いたままでいてくれるならいいけど。
532では駄目なのか。中盤3枚のスライドの負荷というリスク以上に相手のビルドアップを塞ぐリターンの方が大きいと思える。CBの持ち上がりにも偽SBにも迎え撃てるしアンカー脇も受け渡しできるし。前線2枚で相手ボランチ1枚を完全に消せばプレスバックもできる。サリーダに降りても無視したらいい。
あれだけ相手にとってやりやすいスペースを与え続けたのに、足りなかったのが得点ですと言われてしまったらどういう顔をしたらいいのやら。
今のグランパスはボール保持するチームじゃない。守備ができてないから攻撃できないわけで。確かに結論としては得点が取れなかったからってのはそうなんだけれども。まぁ監督的には守備について突かれたら嫌な試合内容だったが。
チャンピオンチームに対して上手くいったやり方をそのまま首位チームにぶつけなかった理由は何かしらあるなら知りたい所存。
昨シーズンより明らかに得点数が減っている現状なのにリードされてしまう展開は絶望的。
先制点を取られるより取ることを優先させなければいけないチームの守備が相手にとってイージーなのはどういう準備をしていたのか。2週間あったのに。
2つリードされてから動くのも遅いよ。半分終わった時点ですら修正されなかったし。
ちょっと采配に大きな擬音が残った試合でした。
次はサンガ。
せめて残留くらいは確定させてもらいたい。