SBT420の日記

名古屋グランパスのファン。

ゴツい指で繊細な料理

目が覚めたら怪物になっていた、なんて物語の冒頭はインパクトがあっていいけれど、目が覚めて台所へ行くと気持ち悪い虫がひっくり返った状態で動いていたというのはどうだろうか。
とても絶望感のある始まりじゃあないか。
そこからの展開は実に地味で、リアリティのある話にしすぎるとつまらなくなるんだなぁ。
エネルギーが0の状態で回す頭じゃ愚策しか浮かばなかったようで、殺虫剤ぶちかましたら手が届かない隙間に入られて死んだのを確認したが、死体を処理し損ねて最終的に見失うという結末。まともなオチがつかなかったのはかなり自分らしいと言える。
これからの季節になると戦うことも増えそうだから、侵入経路くらい把握しておこうと探ったら、今自分が住んでいる所の安さが垣間見えた。いや、塞いでいおくべき場所は塞いでおいてもらうのは管理する側の仕事では?


映画「シェフ 三ツ星フードトラック始めました
 一流レストランでシェフとして働くカールは大物料理評論家に出すメニューを新しい物にしようとするが、店のオーナーがそれを許さなかった。店の人気メニューを出したところ酷評されてしまう。それがきっかけとなり、カールと評論家の揉め事が大きくSNSでも拡散されてしまい、カールはレストランをクビになる。カールの元妻の提案で息子も一緒にマイアミへ出かける。そこで食べたキューバサンドイッチの美味しさから移動屋台の店を思いつく。
番組表のあらすじに釣られて。自ら明るいネタを作っていくスタイルじゃないと。
これ、監督脚本主演制作と1人でいくつ仕事やってんだって話ですよ。「アイアンマン」の監督さん。
面白かった、と同時に男の料理人が好きだということに気が付く。堺雅人さんの「南極料理人」とかめちゃくちゃ好きだし、ここ最近毎週「男子ごはん」も見るようになってきた。
内容は驚きの展開はなかったけれど、良い話でもコメディやってて面白かった。ああいうコース料理とかはちょっと経験がほぼ無いので美味しそうというかすごいとしか思えない。いや美味しそうとは思うけど、どういう手順で食べるんだろうとも思うな。
ああいうことが自分にもできたらどれだけ良いか…。


ジャンプの掲載順のネタバレは見る。
ハンターの連載が再開するということは今の連載陣の中からひとつ終わるということなんだよなぁ。それはとても悲しいことでもあるわけで。終わる側の人たちのことを考えるとせめて最後までちゃんと読ませてもらおうと気を引き締める。
というか左門くん本当に終わるのか。最後まで楽しませてもらおう。