SBT420の日記

名古屋グランパスのファン。

J2 第18節の感想

ヴェルディグランパス
前半丸々間に合わず。しかし前半15分の得点者の名前に涙腺が緩む。
ついに来た。杉森考起が来た。ごっつぁんでもセットプレーのこぼれ球でも無く、流れの中で相手の守備を崩して狭いシュートコースを見つけて脚の振りを早くしたモーションでコントロールされたボールでのシュート。グランパスの得点であり、紛れもなく彼自身の得点だった。1つの得点にこれだけ感動したのは久しぶりだなぁ。
見逃し配信で前半を見る。序盤からあまりリズムに乗ったパス回しがなかったように見えたけどそれでも先制。ヴェルディがあまり寄せてこなかったな。おそらくまだ寄せられるほうが面倒だと思うけどな。プレスかわせるくらい回せるかな。どうかな。左サイドの和泉青木選手のコンビネーションは毎試合最高な動きをしてくれる。
後半の半分までで決められる試合だった。相手の守備を崩してフリーになった状態でのシュートが何本かあった。あれが全部決まっていたら、とは思うけどそうはならないのがサッカー。得点に至らなくてもあそこまで持っていったことは評価すべき。あとは選手個人に任せるしかない部分。決まらなかった場面は確かに残念ではあるけれど、どうしても責める気にはなれない。グランパスに対してネガティブな感情は全て殺す。追加点取れないとリスクが全部返ってくるの嫌だな。追いかける展開になると攻撃的選手を交代で入れるけど、まだ点を取りに行く攻撃の幅というか形が無い。ボールを回してゴールに向かう形が一気に減る。
本当は無失点に抑えてほしいところだけど、守備戦術はもう期待してない。それこそボールを保持し続ければ守らなくてもいいという理論に賛成するしかない。というかそもそもディフェンスライン4枚のうち本職が1人だけというので納得するしかないわけで。でもこの試合ではキーパーがケガの楢崎選手の代わりに渋谷選手が出たけど、高いディフェンスラインの裏のスペースをケアできそうな感じはあった。
ここまで見事な逆転負けはヴェルディを褒めるしかない。選手交代と配置の変更であそこまで変わるとは。気持ち良いだろうな。これがあるからやめらんねぇって感じですか。