SBT420の日記

名古屋グランパスのファン。

J1 第24節の感想

レイソルアルビレックス
シンプルなカウンターでの攻撃が一番得点への近道なアルビレックス。前線にもサイドにも良い選手がいるけど、相手の攻撃を凌ぐばかりの時間帯がほとんどだと、いざカウンターってなっても難しい。脚を攣る選手もいたし。まぁどのみち相手に合わせてばかりの戦術だと残留のための勝ち点は積めそうになさそう。

ヴァンフォーレフロンターレ
個人的に注目したいのはフロンターレ大島選手。相手の守備ブロックの合間でパスを受けて縦や横パスで相手を動かしつつ、再びパスをもらう位置を変えてそこから決定的なパスを出す。常に首を振って選手の位置を確認しながらパスを受けるポジションへ移動していく。動きのスピードは早くないけれど、絶妙に捕まえられない位置。味方も相手も良く見えているから守備も上手い。相手の状態を見極めてプレッシャーかけてバックパスさせるし、ライン際に追い込んだら身体を入れてマイボールにする。
前半のヴァンフォーレはカウンターでチャンス作ったけど、得点の少なさからか決めきれないなぁ。後半から選手交代と左サイドからの攻撃で同点に追いつく。その後もカウンターが実を結ぶ。早かった。このスピード感は想像を超えた。
しかし耐えきれなかったな。引きすぎるとフロンターレのやりたいようになってしまうから疲れの出る時間帯だと難しい。結局深い位置からクロスを入れられて失点。
フロンターレは過密日程からくる疲労とうまく付き合わないとまたしてもタイトルが遠のく?
気楽に見ていた側からしたら面白い試合だった。特にフロンターレグランパスの完全な上位互換と言っても過言ではないので。

内田篤人選手が移籍加入したウニオン・ベルリンの試合を見た。
そもそもブンデス2部の試合をまともに見たこともなかった。環境が整っていなかったのもある。
結構特徴がはっきりしている選手が多い印象。フィジカルが素でエグいフォワードやレアル・マドリードのクロース選手の弟さんとか。
サイドバックの選手は開幕から3試合だけど調子良さそう。全然知らない選手だけど攻撃参加もクロスも多かった。今現在、内田選手のコンディションがどれほどの状態なのかわからないけど、簡単な競争相手ではないことは確かっぽい。
ドイツって献血するとお金がもらえるそうで。ウニオン・ベルリンのサポーターがライセンス発行の時にかかるお金を献血して寄付したとか。
歴史が長くてサッカーが文化として定着している国ではそんなに特別なことではないかもしれないけれど、そういうところでも大きな差を感じる。当たり前のように愛しているのが羨ましいくらい。