SBT420の日記

名古屋グランパスのファン。

日本代表戦の感想

オーストラリア戦。
スタメンを確認して中盤から誰が大迫選手やジャガーにパス出すねんと。個人的には柴崎選手あたりは入れたいけれど、実際に見てみるとオーストラリアの繋ぎにそこまでの効果を感じないから前線から追い込んで奪うほうが良さ気。前線の守備も良かったけど、中盤のセレッソ山口選手とガンバ井手口選手のボール奪取がこれでもかと発揮されてた。オーストラリアは繋いでくるわりに起点も無いし、パススピードも追えるほどだからなぁ。受け手もマークを外すような動きも目立たないし、日本の守備を動かすというよりもスライドしてマークを受け渡す程度。もどかしさがすごいある。代表だと戦術の浸透とか連携のクオリティに物足りなさが出てくるけど、これだとグランパスの選手たちのほうが技術も連携も高くて見ていて楽しいぞ。今のオーストラリアにケネディ選手がいなくて助かる。
ジャガーはなぁ、やっぱりサイドじゃなくてせめて中央寄りに配置したいなぁ。クロスとか申し訳ないけれど期待できないし。だったらせめて守備で貢献してくれと思っていたら先制点。前半40分だったけどこれで落ち着いてくれたらなんて。
後半に入っても展開としてはそんなに大きく変わることもなかった。オーストラリアが何の変化も無く続けてくれたおかげで体力的にはキツそうだったけど、守るのは楽させてもらえたような印象。攻撃では何度か決定的なのがあったからそれを…とは思った。スタッツ見ると18本も打ってるのね。対してオーストラリアは5本だし。数字では圧倒していても完敗するのは苦しい時期のグランパスみたいだ。まだまだな感じがしたオーストラリアはこれを我慢強く続けたら恐ろしいことになりそう。
大迫選手のポストプレーや乾選手のドリブルでの溜めは思っているよりも溜まるので走り込むタイミングは遅いほうが良さそう。早いと逆に詰まって選択肢が無くなる。形は違えど彼らのキープ力半端ない。攻守に走った乾選手をもう少し長く使いたかったけど、交代で入った原口選手は遜色ないどころかさらなる勢いをもたらした。自分のやるべきことを深く理解していたようだ。
ガンバ井手口選手の運動量はやっぱりすごいな。思わぬ選手の追加点に驚いてしまった。昨シーズンでグランパスとの試合で決めたゴールと似てるね。
2得点が若手選手によるもの、これまで引っ張ってきた選手たちをほぼ使わず勝ったこと。就任から色々言われてきた監督はチームを作りながら世代交代もしてきた。ワールドカップ出場が決まって、これからどんなことを代表戦でしてくるのか楽しみ。