SBT420の日記

名古屋グランパスのファン。

いつまでたってもタイトルはパッと出ない

年内最後の更新であってる?
なんかすごい混乱してる
まぁ一年お疲れ様でした
あと2日と思うと終わって欲しくないような気持ちがする

良くも悪くも、というか悪いことのほうが多かったような激動の年だったことは間違いない2011年
こんな貴重な時間を過ごせてラッキー
不謹慎だと怒られそう

今年初めのほうの記事を見返していたらいきなり作詞とかしてて微笑ましい
それではまた来年


以下物語最終回を詰め込み
ディ◯ニー合宿 ミッ◯ー編 第12話(最終回)
オオムラチーム
「?!」
オオムラとナカノが驚く
スギノは何も聞こえなかったようだ
「オオムラ隊長!今の悲鳴はもしかしてキタノでは・・・?」
「・・・多分その通りだと思うが・・・とりあえず、行ってみよう」
「了解!行くぞスギノ」
「おおう」

佐藤チーム
「おーやっとカギゲットだぜー待たせたなーハシモトー」
少しだけ服が汚れたサトウが意気揚々とアトラクションから出てくる
「いやいやサトウ。お前、俺がいなかったらとっくに死んでるぜ?」
「言うなよそういうこと・・・ってハシモト?」
「あれ?どこいった?」
二人が見る限り、見張りをしていたはずのハシモトはどこにもいなった
サトウとハラダはハシモトを一応探すことにした
「いねぇな・・・どこいったハシモト」
「おいサトウ、あんまり大きな声を出すなよ。オオムラに気が付かれるぞ」
「そうだったな・・・全く面倒なことになったなぁ」
あまり遠くまで探すことはしなかった
だた単に、近くを散歩でもしている程度にしか二人は考えていなかったからだ
何かのトラブルやオオムラたちを遭遇したなどとは全く考えていなかった
二人はかなりハシモトを信頼していたからだ
あいつなら大丈夫、そう確信していた


オオムラは無残な姿になったキタノを見ていた
「一体誰だ?」
周りを見渡すが誰もいない
「サトウチームでしょうか・・・?」
「どうだろうな・・・スギノはあっちを調べてきてくれ」
「はい、隊長も気をつけてくださいよ」
「ああ」
オオムラチームは細心の注意を払いながら辺りを散策し始めた
「何も無いし、いないな・・・」
しかし一体誰がキタノを・・・?
「わああああああああ!!!!」
「!?」
スギノの声だ!
「くっそ!あっちだったな!」
スギノの元へ走る

サトウチーム
ハシモトがいなくなったがあまり気にしていない二人
「まぁどっかでばったり会うだろ」
ハラダが気楽に言うが俺はそうは思えなかった。何か嫌な予感がする

オオムラチーム
「はぁ・・・はぁ・・・スギノどこだ?」
辺りを見回してもスギノの姿が無い
「スギノー!」
思い切って大声を出してみた
すると、背後から物音がした
オオムラは後ろを振り返ったことに後悔した

サトウチーム
なんとなくハシモトを探しながら近くを歩いていたら、とんでもない状況に出くわした
「おい、サトウ。あれはどう見てもハシモトだが、どうしてあいつはあんなんになっていると思う?」
「それはお前、あれだろ。転んだんだろうな」
「この状況で冗談を言えるお前をちょっとだけ尊敬するよ。だけどな、あれは俺の目でも襲われているようにしか見えない」
「とても残念だが、俺にもそう見える」
「なら、俺たちがするべき行動とはなんだ?」
「そりゃ助けるべきだ。が、ハシモトはもう手遅れでは・・・?」
「多分そんなことはない!いくぞオラァァァ!」
「待て!ハラダああああ」
「止めるなああああサトウううう!」
「ダメだ!そいつは!」

オオムラチーム
「でかすぎるっ・・・」
目の前には、身長が2メートルは超えているミッ◯ーだった・・・
「そうか、二人はこいつにやられたのか。だけど、こいつは一体?」
「教えてやろうか」
巨大なミッ◯ーがとても低い声で話しかけてきた
「ぜ、ぜひ」
「俺は教官によって送り込まれた。残りのチーム数に合わせてな。だから俺と似たような奴がもう一人いる。今頃サトウチームのほうに向かっているだろう」
「なんのために?」
「面白くしたいそうだ」
「・・・なるほどわからない。が、あなたは倒さなきゃならないようだ」

サトウチーム
「おいっ!ハラダ!しっかりしろ!!」
巨大なミッ◯ーと戦闘になり、俺を庇ったハラダの身体にはチュロスに叩きつけられた痕がくっきりあった。おそらく骨が折れているだろう
額からは血がとめどなく流れている
巨大なミッ◯ーはハラダが俺を庇ってくれたおかげでなんとか倒すことができた
「なんで・・・なんで俺を庇ったりしたんだよ!?」
ハラダはゆっくりと目を開けた
「そりゃあお前が同じチームの仲間で、友達だから・・・だろ」
俺が両腕で支えているハラダの身体からどんどん力が抜けていくのがわかる
「お前なら、立派なミッ◯ーになれるよ・・・」
ハラダァ!」
俺はハラダの口に回復用のポップコーンを詰め込んだ
しかしハラダにはもう飲み込む力もないようだ
「ふぁふぁへだひぇは・・・ひひのほへ・・・」
「なに?なんて?」
もうしっかりしゃべられないようだ
「死ぬなぁ!」
俺はハラダの頭に回復用のオレンジジュースをぶっかけた
オレンジジュースの香りが周りに充満する
額から流れる血とオレンジジュースが混じっていく
「サトウ、つめてぇよ・・・お前ならきっといいミッ◯ーになれる」
「もういい!しゃべるなハラダ!」
「もっかい・・・みんなと・・・ライブをやりた・・・かった・・・な・・・」
「おい・・・マジかよ・・・おいハラダァ!」
返事はもうなかった
「ああああああああああああ!!!」

オオムラ
左腕とあばら骨が大変なことになったけど、巨大なミッ◯ーは倒せた・・・
疲労困憊だ
そして、遠くのほうにサトウが見える
ゆっくり歩きながら近づいていく
どうやら彼も一人になったようだ
最後の戦いが始まることになるだろう・・・

サトウ
視界の先にオオムラがいる
彼も一人になったのなら俺との一騎打ちということになる
ここで俺が負ければミッ◯ーは・・・
「よう・・・オオムラ・・・」
「やぁサトウ君」
挨拶を交わした瞬間、俺とオオムラは銃を構え・・・打った
そして、このミッ◯ー合宿は終わった


ミッ◯ーになり一週間が経った
オオムラとの一騎打ち、あいつが打ったポップコーンの弾は俺の数センチ横にはずれ、俺が打ったポップコーンはオオムラの眉間に命中した
当たった瞬間、オオムラは倒れ、俺は気絶した
チームメイトの3人とは別れを告げることすらできなかった
目を覚ましたのは合宿所の医務室だった
それからはどんどん話が進み、いつの間にか正式にミッ◯ーになることが決まっていた
まだまだミッ◯ーとして働くための訓練がたくさん残っている
「あ、もしもし?母さん?俺だけど」
俺はこれからの仕事が決まった事を親に話していなかった
せめて電話でもすることにした
『ああ、どうしたの?』
「仕事、決まったんだ。詳しくは言えないけど遊園地で働くための試験を受けて合格したんだ」
『あら、そうなの。よかったわねぇ。あとはお嫁さんと孫の顔を見せてほしいわ。』
「楽しみに待っててよ。それじゃ」
携帯の通話を切る
「おーいサトウ、そろそろ朝の集まりだぞ」
「は、はい。先輩」
今日は次のミ◯ーが正式に決まって、顔合わせの日だった
「どんな娘がミ◯ーなんでしょうね」
「さぁな。でも毎回可愛い娘なんだぜ。ミ◯ー側の教官も見る目があるからな。でもお前も悪くは無いが、とても俺には及ばねぇからな。ははは」
「今はまだまだですよ。そのうち、です」
「言うねぇ」
ミッ◯ーもミ◯ーも実は一人ではなく、何人かがそれぞれの役割が与えられている
俺はまだ新人なので王国内を歩きまわりお客さんと写真を撮ったりする程度だ
先輩はもう何年もやっているのでパレードなんかに出ている
そして、俺が今いる建物はディ◯ニーで働く人びとのための建物だ
案内人や着ぐるみなど仕事内容で部屋や階層が別れている
俺と先輩は着ぐるみ専門の部屋に入った
中には一人ひとりのデスクがあり、一見すると普通の会社のようである
「おはようございまーす」
先輩が言う。それに続けて俺も
「おはようございます」
「ああ、きたね。君等が最後だ」
「そっすか。すみません遅れちゃって。サトウのせいです」
「・・・先輩。まぁいいや。すみません教官」
「紹介するよ、今日から新人ミ◯ーになる・・・えっと」
「サキです!よろしくお願いします!」
「あれ・・・サキ・・・?」
「え?あ!サトーくん!」

「そっかー、サトーくんも合宿やってたんだね」
「まぁな」
「こっちは大変だったよー女子の集まりだからかなりピリピリしてて」
「とても陰湿な感じが想像できるよ」
夜のパレード前、俺とサキは休憩をもらっていた
このあとのパレードのサポートに備えながらちょっとした会話をしていた
休憩室にはそれなりに物がそろっている。その中の1つのテレビがちょうど点いていて音楽番組が流れている
「あ、ねぇサトーくん知ってる?このグループ。最近すごい人気なんだよ」
「へー、俺は今の音楽はあんまり知らないからなぁ・・・ってこいつら・・・」
「知ってるの?やっぱりすごい人気だなぁ・・・ちょっとかっこいいし」
テレビに写り、歌っているこの3ピースバンド
見たことがある、なんてもんじゃない
間違いなく、こいつらは俺と一緒に合宿を過ごした奴らだ
モリシタ、ハシモト、そしてハラダ・・・何やってんだよ・・・笑えねぇぞ
しかも歌っているこれは・・・ライブでやった曲だ・・・
気がつけば目から涙が溢れていた
「サトーくん?どうしたの?」
そういえば、珍しく俺宛にメール便が届いていた
「ちょっとサトーくん!どこいくの?」
俺は休憩室を飛び出し、自分のデスクの上に置いた荷物を確認しに行った
「まさかあのメール便ってあいつらからじゃ・・・」
デスクの上に置いた荷物の目の前についた
「はっ・・・はっ・・・」
息が切れる、緊張する
片手で持てるほどの大きさのメール便を見つめる
差出人は「モリモトハラダ
わかりやすいけどセンスねぇなぁ・・・
中を開けてみるとCDケースが入っていた。ケースを開けてみるとCD が一枚と、メモ用紙に「デビューシングル!」と書かれていた。歌詞カードには3人のサイン入り。
休憩室に戻るため歩きながらCDと歌詞カードを眺める
「ベースはハラダがやってるのか。デビューシングルにしてはいい出来じゃん。」
休憩室の扉を開けるとパレードの準備が終わったサキがまだテレビを見ていた。
「あーおかえりー。どこ行ってたの?」
「これ。」CDを見せる。
「それって・・・」
ガラッ。俺が閉めたばかりの扉が開く音。先輩が休憩室に来た。そろそろパレードだろう。
「おーい。二人共、そろそろパレード始まるから準備しとけよー」
「「はーい」」

翌日の昼間
修学旅行の中学生が多いなぁ。もうそんな時期なのか。忙しくなりそうだ。
などと考えていたら悲劇が起きた
やんちゃな中学生にドロップキックされ、俺はミッ◯ーの着ぐるみを着たままジョ◯ズが住んでいるとされる湖に転落した・・・

END