名古屋グランパスの2017年シーズンを振り返って

今にして思えば、昨シーズンの降格のショックなど全て忘れてしまうほど今シーズンの記憶で上書きされてた。
J1復帰を果たしたグランパスは結局J2での戦いをプレーオフまで余すことなく味わった。見ている側からしたら毎試合負けてほしくない緊張感が続いた。
でも何だかんだJ2は面白さや楽しさばかりに溢れているんだと気が付いたな。相手も厄介で簡単には勝たせてくれないところばかりだったし。

風間監督のサッカーを理解しようと戦術について書かれた記事や言葉に目を向けるようになった。パスを回すことの意味やそこには様々な理論が含まれていることを知った。今までの観戦の仕方が完膚なきまでに打破された。
グランパスがやろうとしているサッカーに対して相手の戦術も同時に見えてくることもあった。それぞれに対策が違っていて、戦術が目に見えるのが面白かった。選手や監督の動きの意図というのがなんとなくわかったような気がする。

実際にスタジアムに観戦に行ったのは3回だったかな。
開幕戦。試合が終わってからユニフォーム着たまま、中学の時同じサッカー部だったヒラノくんの結婚式で流す動画撮影に協力した。その動画の出来はどうだったんだろう。
サンガ戦。席は別々だったけど両親と一緒に行った。そんな機会滅多にない。父親のノリが良かったのが意外。
松本山雅FC戦。ビアフェスだったからというものある。来シーズンもまたやってくれるだろうか。唐揚げの店が多いし並べるのはズルいけれど。
結構シーズン前半に偏った。もうちょい満遍なく行きたいものだ。

初めての名岐ダービーの日は姉の結婚式だった。試合が見れないもどかしさの中、姉の友達から託されたごついカメラで映像や写真を撮りまわった。おかげでまともに料理を味わえなかった。

シーズン序盤、夏の夜の魔法使い、終盤、プレーオフと試合を重ねる毎に選手の技術や戦術、クオリティの変化が凄まじい。プロでもまだこんなに上手くなるのかと。明らかにチームが強くなっていると伝わるくらい変化のスピードが早かった。
何もないところからよくぞここまで。むしろ何もなかったからこそ中途半端に何かあるよりやりやすかったのかもしれない。
個人的にも1から構築されていくのを見るのは、中途半端にしか知らなかったグランパスをリセットできてよかったとも思える。最初から作られていくチームをシーズン通して見ることで、自分の中にあるサッカー観が整理された。

昇格が決まってから数日経って、感動も落ち着いたから感情的な言葉がもう出てこないけれど、大きな感謝の気持ちばかりであることは間違いない。
色々なことに気付かせてくれた。Jリーグの楽しさ面白さ、サッカーの奥深さ。いつだって身近にあるグランパスを自分が思っているよりも愛していること。降格なんてしてしまえば良いことなんて何もないと思っていたけれど、頭の中のたくさんのことが整理されたことで気が付けた。

来シーズンは今シーズン戦ってくれた選手たちをまた見たいけれど、どうなるかなぁ。

ちなみにマンチェスター・シティの試合をよく見るようになった。グアルディオラ監督の戦術は現代の最先端であるようで。グランパスの、風間監督のやり方と通ずる部分も多いし、ワールドクラスのクオリティの高さと比較できるのがまた良い。シティはプレミアリーグ優勝しそう。