SBT420の日記

名古屋グランパスのファン。

ヴァンフォーレ対グランパスの感想

ヴァンフォーレのキャプテン曰く、グランパスは強いという印象らしいが、去年3試合やって勝ち越してるのはヴァンフォーレだったりするんだよ。順位ではなく、勝ったほうが強いということならヴァンフォーレのほうが強いわけで。そのせいもあって個人的にはあんまり勝ててる印象が薄い。
ヴァンフォーレは監督が変わっても内容はそこまで変わっていなかった。と言うか、おそらく開幕戦を見て対策を立てて臨んだ感じ。基本は3-5-2で、守備する時は5-3-2に変わる。攻撃に切り替わる時後ろから押し上げるのが大変だが、前線にボール保持できる選手がいるので、運動量があればチャンスを作り出すことはできる。まぁ頑張っていたのは守備のほうで、個人的に好きなのがGK。ほぼ毎試合ビックセーブを繰り出すし、ミスも少ない。派手さはないけれど、失点しない集中力は高い。代表レベルにいるのか判断するには見る目が足りないのでなんとも言えないが、ここを崩すには苦労しないチームのほうが少ないかもしれない。しかし、恩返し弾にしてはあのフリーキックはできすぎ。
グランパスは完全に対策されて、やりたいことが全くできなかった。中央からの崩しができない上に、風の影響かクロスの質も低すぎた。終始得点の匂いがしない展開になった。攻撃に何も絡めない選手が二人もいるとああなってもおかしくない。ヴァンフォーレの5バックと3ボランチでサイドもスペース無いし、トップに縦パスを出そうにも3ボランチが邪魔で出せない。当初の戦術を無視してでも攻撃を繰り出さないと無得点が続きそう。セットプレーですら何かしらの工夫をしないとダメだろうな。ナビスコとリーグ戦での相手はまだうまく戦えるかもしれない。強いことには変わりないが、ばっちり対策されるよりかはやりやすいはず。