SBT420の日記

名古屋グランパスのファン。

7人の小人の名前は覚えられない

映画「白雪姫」
ディズニーの長編映画の1作目で、世界初のカラー長編アニメーション映画。公開が1937年だもんな。日本だとちょっと遅れて1950年に公開。アニメ史の1ページ目。
本編の後に放送されてたドキュメンタリーも見た。正直、ウォルト・ディズニーの熱意が半端ない。これくらい熱く創作をしてみたい。
原作のグリム童話とはやはり少し変えているのか。森へ追いやったのは実の母親から継母に、狩人に肺と肝臓を持ち帰らせて料理して食べるのを心臓を箱に入れさせる。コルセットで絞め殺そうとしたり髪に毒を仕掛けたりせず毒リンゴだけにしたり。そもそも原作のほうをよく知っているわけでもなかったりする。家に聖書とグリム童話の本が置いてあるような暮らしだったらまた違った考えを持っただろうか。
キャラクターと物語と歌を揃えるってのは今でも変わってないなぁ。まぁ歌は多いなぁとは思ってしまったが。
人物をロトスコープでやったり、3次元的な奥行きをマルチプレーンカメラ、色彩をテクニカラー…このへんでこちらが必要となるのは知識か。知らないと凄さがわからないやつだ。
物語の腰を折るようなシーンはカットするっていう思い切りの良さ。よどみ無く話が進むようにするために。
ありとあらゆる部分で未だに超えられない素晴らしさを誇っているのだろうけれど、ただ個人的に白雪姫の容姿についてはズレた。美しさを象徴する性格や動物が集まるっていうイメージは一致したけど、こればかりはさすがに。
あと小人たちはそれぞれキャラが立っててコミカルだったけど、素直に受け入れられない。だってあれおじいちゃんじゃん。ここは合わなかった。
なんかこう、面白いとかそういう程度の問題ではないんだなぁって。こういう歴史的な映画はそのすごさにただただ圧倒されていればいいんだと思う。何も疑うことなくいいから感動しとけって。ウォルト・ディズニー手塚治虫や宮﨑駿が全く妥協しなかったらどんなものでもそれで納得するしかないんだから。現代にあるアニメーションや物語を語る上では長く愛されている作品を知っておかなければならないのだ。
しかし感想を書くにはやっぱり少し難しいな。良いものは良いし、すごいものはすごいとしか言いようがないので具体的な言葉や文章にすることができない。


天皇杯準々決勝
アントラーズサンフレッチェ
12月に入って8試合目のアントラーズとリーグ戦終わって以来のサンフレッチェか。
サンフレッチェ千葉選手がドーピング疑惑で色々あったけど、ボラギノールってドーピングになるんだ。今回はそれじゃないけど、これは初耳だ。選手は痔にも気をつけないといけないのか。
クラブワールドカップアントラーズは1つ格が上がった感じがする。完成度の高さじゃサンフレッチェも負けてないのに。
前半サンフレッチェのサイドが少しおとなしい。特に右サイド。もっと躍動するはずだけど。今のアントラーズの守備をどこから崩すか考えた時、中央から行くにもサイドの押し込みや拡がりがあってこそだし、それが両サイドで効果が出せるサンフレッチェができないとなるとセットプレーくらいでしか期待できそうもないな。コーナーキックの数じゃ圧倒したけども。前線でポストプレーするより裏に抜け出すような動きでディフェンスラインを下げさせたら中盤に余裕ができてサイドチェンジもやりやすくなってサイドが活性化したりするかな。でもサイドから攻めても対応する選手も簡単にかわせるような守備じゃないしなぁ。今のアントラーズは固すぎる。
アントラーズの攻撃は毎回得点する選手が違ってて面白い。この試合での得点は角度0のところからダイレクトシュートだったし。あれはすごくかっちょいい。
アントラーズは決勝行きそう。ということで決勝の組み合わせはアントラーズフロンターレと予想。