SBT420の日記

名古屋グランパスのファン。

かじかんだ手でくじを引くと外れる

もう雪が降っただけで遊んだりはしゃぐこともないけど、一年であるかないかの天気だから一応外を歩く。
深夜なら全然荒らされてないから足跡を付けるには絶好。


映画「モテキ
主人公藤本幸世がインターネットニュースサイトの会社に就職する。ライターとしての仕事をする中、ツイッターを通じて知り合った松尾みゆきと意気投合する。みゆきのことを好きになった藤本幸世はみゆきに彼氏がいることを知りながらもデートを重ねていく。
…何と言うか、これのあらすじすらも思い出すのがしんどい。正直、これを見たのは失敗だった。見るならドラマ版も抑えておかないと難しい。独立した作品で明確な続編ではないけど、ドラマ版は前提として見ておいたほうが良い気がする。
一生懸命に理由やオブラートを探しているけど、ぶっちゃけるとそんなに面白くはなかった。原作は読んだことないから置いといて、実写でアーティストを多く出すと本来の話から大きく逸脱して楽しみ方が全然違ってくる。話のジャンルは多分恋愛ものだと思うけど、フル尺でダンスをしてしまうとなんか別の物になる。しかもそれが割りと冒頭のほうであったからついて行けなくなる。心理描写だとしても、あれは好きな人にしか楽しめない演出だと思った。どういう意図が仕組まれた演出なのか理解できない、理解する努力すらもしたくなくなるような時間があったことは、この映画を見ようと思った決意を後悔するのに充分な時間だった。
自分に向いた映画が少なからずあるということがわかっただけでもポジティブに捉えたい。
この監督の映画は「バクマン。」も見たけど、あまりのひどさに落胆した覚えがある。これからこの名前は色んな意味で反応することになりそう。