SBT420の日記

名古屋グランパスのファン。

ゲップとおならの音

映画「偉大なる、しゅららぼん
滋賀県が舞台。「湖の民」の力を持つ日出涼介はその修業のために伯父を訪ねる。日出本家に住むことになり、跡取り息子の淡十郎と出会う。日出家は代々、琵琶湖を舞台に棗家との権力争い続けていた。涼介と淡十郎は入学した高校で棗家の跡取り息子と出会う。淡十郎と棗の小さないがみ合いに毎回悩まされる涼介。淡十郎は好きになった女子生徒速水が好きになった棗を街から追い出そうと決意する。
鴨川ホルモーからの流れをうまく活かした。原作的な意味で。ホルモーと比べてどうだったかという感想になる。
うーん、面白いと思える部分は少なくはなかったけど全体的に満足できるかどうかは怪しいものだった。淡十郎の性格は面白かったからこそ涼介をもっとツッコミに特化させても良かったかも。2人のバランスの良さが出てこないと友情の芽生えが見えてこない。涼介が振り回されすぎたかな。淡十郎はいつも偉そうな態度をしつつ涼介とは本家と分家?という立場を超えてほしかった。最終的にはそうなったようだけども。安倍と高村のほうが良いコンビだった。
ホルモーは鬼を操る動きや言葉があって、実際に鬼もめちゃくちゃたくさん動かしていたからわかりやすかった。しゅららぼんはそういうはっきりとした力の描写がないから映像的には少し寂しい印象。力を使った時、力を持つ者だけに聞こえる騒音ってのも大事なカギにはなっているけど、さすがにそれだけじゃ足りなかった。ホルモーと違ってかなり超能力に寄った力で人間に対して使うものだからそうなったのかも。
終盤の実は…とか、本当の敵は…というのはかなり楽しめた。最後の戦いはまぁ仕方が無いけれど、他の戦闘にはもっと動きがほしかった。

そろそろHDDの容量がまずい。
また1コマ単位で止めて切って消しての編集とダビング作業をしなければ。