SBT420の日記

名古屋グランパスのファン。

飛ぶ方法は色々ある

映画「ドラえもん のび太と翼の勇者たち」
鳥人に憧れ、自分の力で空を飛ぼうと頑張るのび太。自作の翼で何度も飛ぼうとするが上手くいかない。その時、しずかちゃんの元から逃げ出したカナリアを追いかけると突然、空間に穴が空きそこから人力飛行機に乗った鳥人間のグースケと出会う。のび太は壊れてしまったグースケの飛行機を修理する。テスト飛行の際、ジャイアンスネ夫の邪魔もありグースケが住む世界「バードピア」へ辿り着く。
当たり前のように面白い。タケコプターではなく翼で飛ぶことや、イカロスレースは子供心に響く。当時かなり響いていた。
のび太とグースケの友情の構築が早い。自分の力で飛びたいという思いが一致しているからかな。
面白いは面白いんだけど、心に響いている部分までは良いとして、イカロスを探しに行くあたりからちょっと雲行きが怪しくなる。ジーグリードがフェニキア復活させてコントロールできても良かったような気がするぞ。どうせかつての仕事仲間のイカロスと対峙するんだから彼にジーグリードを止めてもらってフェニキアドラえもんたちが相手しても収まりはいいはず。
あと、あれだけ自分の翼で飛べなかったグースケがのび太を助けるためとは言え、あっさり飛べすぎで感動が薄れる。ややこしい書き方になるけど、高く飛ぶためには膝を曲げてしゃがむ必要があるように、グースケが飛ぶための勢いがもっと欲しかった。イカロスの声だけじゃあちょっと弱いなという印象。 グースケとイカロスの関係も明かされないけど、明かさないってのがいいね。明かすとまたレースでイチャモン付けられる。
レースでのイチャモンも子供向けながらかなり理不尽。人力飛行機で参加してたやつ他にもいたやん。参加はできても優勝はできないってどういうことやねんと。まぁジーグリードの計画に反対したグースケ父に対するあれなんだろうけども。 
そういえばイカロスの声を担当した方、クレしんオトナ帝国でケンを担当していた。渋い声だなぁくらいにしか思ってなかったから後から調べて驚いてしまった。
特に考察するほどのことではない疑問だけど、バードピアを創ったのが22世紀の鳥野博士なのにどうしてフェニキアに関する石碑は解読が必要な文字だったんだろうか。のび太たちとグースケは「翻訳こんにゃく」使わなくても言葉が通じたのに。なんか違和感があるけど、読めない石碑なんてわくわくするアイテムだからそういう物って考えるとそれはそれでいいかとなる。 


ヒロアカ最新刊にて確信を得たことが。本編とは全然関係がないところなのであくまでも個人的なものになるけれど、マジで耳郎ちゃん人気が来るぞ。登場人物紹介のページで一番に目に入ってきた。しかもかわいいという。
カバーの折り返しのヤオモモ先生エッロ。