SBT420の日記

名古屋グランパスのファン。

ディ○ニー合宿 ミッ○ー編 第2話

まさかの第2話


教官ミッ○ーが仁王立ちしていた
その姿を見て何も感じなかった俺は
甘かった・・・そうお菓子の様に甘かったのだ

食堂に入るとすぐそこに教官ミッ○ーがいた
「番号順に並んで夕飯を受け取ってくれ」※セリフのほぼ全てはミッ○ーの声
言われた通りに俺たちはぞろぞろ動いていく
夕飯を流れ作業で受け取っていく
俺の順番はまだまだ先だ
若い番号のミッ○ーが何やら騒いでいる
教官がなだめているのが見える
「これが夕飯だって?お菓子じゃないか!」
「ちゃんと説明するから、落ち着いて席に座ってくれ!嫌ならもう二度とご飯が食べられない体にしちゃうよ?」
騒ぎはすぐに収まった
教官の体であんなことを言うのは冗談に聞こえない
ようやく俺の番がきた
「!?」
なんだ・・・これ・・・
チュロスとポップコーン?」
周りのミッ○ーも首をかしげながら着席していく
教官を見ると、筋肉に力が入っているようだったのでおとなしく席へ向かった・・・
「よーし、みんな席についたねー。本当はもっと早く動いてほしかったけどまぁいいや。それではいただこう!」
誰も、何の文句も言わず食べ始める
「・・・うまい」
チュロスもポップコーンも今まで食べたものよりうまかった
「おい、このオレンジジュースもうめぇぞ!」
たしかにオレンジジュースもうまかった
使われているオレンジの産地はどこだろう
くぅ~うまいっ!
皆、夢中で食べた
おかわりも自由だった

マスクは脱げなかったけど、食べるのに全く問題なかった

そして30分ほど経った
食器を片付け始めるミッ○ーも多くなってきた
食器といってもお盆とコップくらいだ
「はーい!みんな食べ終わったようだね。それじゃこの合宿についての説明会を行いまーす。」
教官の怖さを知った俺たちはすぎに静かになる
「説明が長くなって少し辛いかもしれないけど我慢してくれよ」
俺はこう思った
教官は怒ると怖いが、結構優しい人なのではないかと
「紙とペンを配りまーす。自由にメモをとってくださーい」
紙とペンはディ○ニーランドで売っているものだった
「それでは説明をしていきまーす。」

この合宿所のルール
それが厳しいものなのかどうなのか
俺は不安で仕方がなかった・・・


退治したはずの蚊がもう一匹飛んでいたときの敗北感と
リア充の友達の話を聞いているときの敗北感は
似ているようで似ていない
蚊を殺したくなるけど
俺は死にたくなる