SBT420の日記

名古屋グランパスのファン。

ガンバ対グランパスの感想 J1第1節②

開幕戦の本命。
諸事情により前半は丸々見られず。ずっとモヤモヤしていた。スタメンだけは確認していたので、楽しみよりも不安のほうが大きくなる時間もあった。
勝ってくれて一安心。

風間監督の示唆はもうそのまま解釈してもいいかもしれない。菅原くん選手の先発起用はサプライズでもわかっていたことになっていた。不安の大部分は彼が落ち着いてプレーできているかどうかだった。2失点は悔しいかもしれないが、見ているこちらからしたらそんなのは後からどんどん学んでいってくれたらいい。それ以外の場面では心配なんかいらないくらい。ガンバ倉田選手との戦いも面白かった。
その菅原くん選手とセンターバックを組んだホーシャ選手もセットプレーから得点も生んだし、安定感は見られた。まだちょっと馴染みきっていない判断もあったような。
基本的なパラメーターが高い選手は新加入でもそれを感じさせないプレーができると。スタイルと戦術が合致しているというのもあるか。ジョー選手に対する期待が止まらない。攻撃の幅がスピードを落とさず拡がった。
同じくスタイルと戦術が合致しているのが長谷川アーリアジャスール選手。今まで見てきた印象がガラリと変わった。こんなにも高い技術でどこにでも顔を出してチャンスを作り出せるなんて。他のチームに在籍していた時は無難なプレーをする選手だなとしか思わなかった。
ガンバのトップの選手がちょっと強引なシュートを選択する場面が多発したおかげで全容が把握できなかったけれど、ランゲラック選手も落ち着いていたなぁ。今後ビルドアップにはもっと参加させそう。
新加入選手たちについてはとにかく悪いところが思いつかない。むしろこれからもっと良くなるだろうということばかり期待している。本当に新加入なのか疑いたくなるくらいフィットしていた。
後半、全体的に守備が良かった。前線から追ってそれに連動した後ろのパスコースの狭め方。ボールを失った時の早いトランジション。相手陣地で常にやりたいという徹底された守り方。
和泉、青木選手のドリブルの技術が上がっているのか推進力も上がっているような。どんどん前に進む。下げる回数のほうが少ないのでは。まぁそうであるべきなんだけども。そこは宮原選手も秋山選手も相変わらずでボールも失わないし頼もしい。
J2の一年でずっとやってきたことが浸透して、次のシーズンでJ1というのは新体制のチームと比べて何歩かリードしているのではないかと思っている。新加入選手もフィットしているし、開幕戦白星スタートなんてこれでもかという結果。
そして次節はホーム開幕戦。しかもジュビロ。移籍していった田口選手は応援したいがとりあえずまずは勝たせてもらおう。

Jリーグが毎週あるのはやっぱり楽しいなぁ。