ニュージーランド戦
グランパスのホームスタジアム、豊田スタジアムでの試合を見ることに慣れると、代表戦がそこで開催されると違和感のおかげでスタジアムの素晴らしさを改めて認識できる。屋根は閉まらないけれど。
何に注目するべきかを考えた時、選手個人のコンディションくらいかなと。勝敗は色々と影響あるからこだわるのが常だろうし、用意された戦術もないだろう。正直言ってしまえば、明日のJ2のほうが見応えありそう。
約束事ややるべきことはきちんと設定されているだろうけどそれが何かははっきりとはわからない。対人で負けないようにくらいしか。
前線の大迫香川武藤久保は良く動いていていいなぁ。もうそれぞれの特徴もわかっているから連携も少しズレるくらい。ボランチ山口井手口は相変わらずで頼もしい。ディフェンスラインは両サイドは変わらないけど、センターバックの組み合わせが吉田槙野。まぁ全然知らない仲じゃないから問題無さそうに見えているけど安定感が出るにはまだまだ時間が少ない。特に悪目立ちする選手がいないので一安心。
後半PKで先制した後、妙に押されて追いつかれた。試合の展開をコントロールするにも代表じゃすり合わせる時間が足りないからもどかしさがある。相手の守備を崩しきってフィニッシュに持っていくまでの連携や技術の成熟度が足りない。早い攻撃をしているようでそこまでクオリティが高くないから焦っているように見えてしまう。
選手交代で個人技で打開できる選手や状況をコントロールできる選手を入れてまた攻める時間を持ってきた。小林祐希選手はずっと考えながらプレーしている感じが伝わる。
終盤になるにつれて思考停止しているかのように動きが止まったり、集中力が欠如しているのではないかと思った矢先に倉田選手の勝ち越し弾。
嫌な時間帯もあったけど勝ってくれた。前半の前線4人、ボランチ、交代で入った乾選手と小林選手が良かった。もうちょいディフェンスラインを意識して見ればよかった。次のハイチ戦でしっかり見よう。
