SBT420の日記

名古屋グランパスのファン。

もみじ饅頭に掌握される

映画「セッション」
アメリカ1の音楽学校に通う19歳のジャズドラマーのニーマンは学校の中でも最高の指揮者であるフレッチャーのバンドに誘われる。練習初日、異様なまでの緊張感に戸惑う。フレッチャーは音楽に対して完璧主義者であり、わずかな音程のズレすらも許されず、ニーマンもテンポのズレを指摘され椅子を投げつけられたり罵倒される。ニーマンはフレッチャーの暴力的な指導に折れることなく、手から血を流しながらもドラムの練習を続ける。
めちゃくちゃ面白かった……。アカデミー賞だけじゃなくてなんかもう多くの賞を受賞してたりノミネートしてる。
最初から最後まで音楽で殴り合う師弟関係も、あれほどの罵倒の嵐と流血でむしろ清々しいほど。がむしゃらになるってこういうことなんだなって。自分に足りないものを見せつけられたような。
ニーマンが学校を退学になって、フレッチャーも暴力的指導で辞めさせれられた後、2人がジャズライブで再会してフレッチャーがニーマンをバンドに誘う場面で、関係性が良い方向に進んで仲が良くなるのかと思ったら、フレッチャーの復讐のやり方が素でエグい。でもニーマンの応え方も素晴らしい。最後の演奏のカメラワークや演出はしびれた。そこからのエンディングも素敵。
音楽のこと、ジャズのことをよく知らなくても演技の迫力や熱意が伝わる。
フレッチャー役の人、「カンフー・パンダ」や「ズートピア」で声優やってる。しかも「平成狸合戦ぽんぽこ」の英語版の吹き替えもやってる。スパイダーマンシリーズにも出演しているようで。

この映画を美味しい好きなお菓子を食べながら見れたことはとても良かった。


確定申告は一年経つとどうやっていたかすっかり抜け落ちるな。
数字入力する時はこれで合っているかわからなくて面倒だけど、印刷して提出する頃にはもうどうにでもなれ不備があれば連絡を下さいって税務署に丸投げする感じ。