SBT420の日記

名古屋グランパスのファン。

毎晩のローテーション

今夜は忙しくなりそうだぜ
映画を計3本観るかもしれない
容疑者Xの献身
これが終わってからTV愛知で「アヒルと鴨のコインロッカー
終わってからピングドラム最終回・・・
30分ほど時間が空いてWORKING!!2期最終回・・・
最後に「皇帝ペンギン
という過密スケジュール

ピンドラとWORKING!!が最終回ってこと以外大したことねぇな・・・


今年の更新がこれを入れてあと2回目ほど
物語を年内に終わらせようと頑張っているので
今回ちょっとだけ載せようかなと

ディ◯ニー合宿 ミッ◯ー編 第11話
試験参加グループが発表された、その日の夕方
不参加のグループたちは帰宅準備を終えていた
これから俺たちのライブだ
グラウンドには野外フェスのようなステージが用意され合宿参加者が集まっていた。
ステージの袖から覗いてみると、これは・・・
「俺が思ってたのと違う。こんな本格的なやつじゃなくて文化祭レベルだと思ってたのに何これ・・・」
「つーかこれってさ、ミッ◯ーがステージショーする時に使うやつとか?」
ハラダが勘のいいことを言う
「ああ、なるほど。その時はもっと派手に飾り付けるんだろうな」
ステージとかの準備は職員さんがほとんどやってくれている。なんて親切。
俺たちもそろそろスタンバイしなければ。下手な演奏はできねぇぜ
教官がこちらに近づいてきた。大体言われることはわかる。
そろそろ時間だ
「そろそろ時間だが、準備はいいかい?」
バンドのリーダーのようになったハラダが答える
「バッチリっす」
「よろしい、では行こうか」
実は俺たちはオリジナルの曲を作っていた
・・・・・・予想以上に盛り上がったサンキュー!

そして最終試験である
呼ばれたグループは5組
合宿最終日の、23時30分
集合場所はディ◯ニー王国の入り口
一ヶ月間頭部に装着していたミッ◯ーマスクとなぜかおさらばした状態
最終試験って何やるんだ・・・
あ、教官来た。合宿所の職員さんも何人かいるな・・・。
「まず、最終試験の説明をしよう。簡単に言うと王国内でサバイバルみたいなことをしてもらいます。殺し合いにはならないと思います、まぁ殺してもいいけど。けが人は出るかもしれないのでそのつもりで頼むよ。王国内のどこかに城に入るための扉のカギがあります。カギを入手し、王国内から脱出した人をミッ◯ーとして採用します。時間は24時に開始し、朝の6時まで。戦場は王国内全てとします。武器はそこの職員から自由に持って行ってかまわないよ。カギはそんなに数は多くないけどいくつかあるからね。」
武器って・・・本格的だな
「ええと、あとは・・・開始から5分間は攻撃禁止ね。ちゃんとみんなが散らばってからじゃないと。」
こういうのはゲームですらあまりやったことがないな
「僕が独断で採点した上位2つのグループは他のグループより先に王国内へ散ってもらいます。で、その2組はハラダ、オオムラグループね。はい、では武器選んでいいよー」
サラっと言ったな。それにしても色々武器の種類があるな。よく見る感じの拳銃や見た目がチュロスな木刀、あとこれはなんだ?合宿中に飲んでいたオレンジジュース?
「ああ、それは体力回復のドリンクだ。軽い怪我した時にも傷口にかけて使ってくれ。あとこっちのポップコーンも食べれば同じように体力回復ができるんだ。銃の弾は殺傷能力はあまりないけど、当たると相当痛い。形が似ているけど、こっちのポップコーンは食べると体力が回復するんだ」
職員さんが教えてくれた
「なるほどすごいな・・・」
そういえば、オオムラってこの前ボール取ってくれたりソフトボールでホームラン打ってたやつだ・・・。

23時55分
見た目や重さがやたらとリアルな銃などを装備した。格好は合宿中に着ていたジャージである
俺達は教官の指示で他のグループより一足先に王国内に散る
門が開いていく
ズゴゴゴゴ
先に散るというのは何かしら有利になるのだろうか・・・
「いくぜぇ、みんなぁ!うおおおおお!!」
ハラダが全速力で左に走っていくその後に続く
オオムラたちはゆっくりと右の方へと歩いていった

0時00分
最終試験開始
俺達は西部劇っぽい雰囲気のアトラクションが並ぶほうへと進んだ
懐かしい・・・前に来た時とはあまり変わっていないんだなぁ・・・
ミッ◯ーになりたかったら王国にも知り尽くすくらい愛着持たなきゃなぁ
でも全然知らないわけではないぜ
何回かしか来たことがなくてもしっかり覚えていれば大丈夫、多分
腕時計も持ってきてよかった。携帯もあるから分断しても連絡とかも取り合える
背中側に王国3大ジェットコースターのひとつが見える
人気アトラクションの前には行列が並ぶための屋根付きの建物がある
そこに隠れることにした
「しかし、怖いくらい地味に始まったな、試験」
「おい、サトウ。息を潜めておけよ。敵に見つかる」
「ハシモト・・・息を潜めるって、どうやって・・・?」
「そうだな、鼻でもつまんでおけばいいんじゃないか」
「曖昧な感じはやめようよ、みんなで協力していこうぜ。そんなアドバイスされたら俺真っ先に死ぬよいいの?」
「お前、テンパッてキャラがおかしい」
「うそだろ・・・この俺が焦っているだと」
「まぁまぁとりあえず目でも凝らして周りを見てろよ。」
「肩をポンポンするんじゃないっ!情けない感じになっちゃうから!」
「落ち着けよ、ほらあの2人なんかすげぇよ」
ハラダとモリシタはスナイパーライフルを構えていた。もう既に臨戦態勢だ
それぞれ別方向を向いている。どこからでもかかってこいと言わんばかりだ
若干笑顔なのが気になる。この状況を楽しんでいるのか
なにかボソボソしゃべっている
「待っていたぜ・・・こういうのをさ・・・」
目がキラキラしてやがる
「こいつら・・・軍人か・・・」
「相当訓練されているぜ。頼りにしてもよさそうだな」
「だから肩に手を置くな。一応言っておくが、これは武者震いだからな」
「ビビっているということを自ら露呈するなんて」
「やってやんよ、おーやってやんぜ!」
「その意気だ、サトー!」
「うるせーよお前ら!集中できねぇよ」
「やめろハラダ!ライフルこっち向けんな!まじ怖い!」

0時15分
「おい・・・15分経ったのに誰一人見ないのはどういうことだろう?」
「すんません、オオムラさん」
「なんで謝るのさ。あと、さん付けはなし、できれば敬語もなしでよろしく」
・・・しかし地味な展開だなぁ
あ、初めましてオオムラです
こういう自己紹介は寒いですね。もうやめます
僕のチームを紹介しよう。謝ってきた彼はキタノ、見張りをやってくれているナカノとスギノ。彼らは優秀だ。常に行動が迅速だ。ぶっちゃけトリオだ。
さて、敵がいない。なぜだ。今僕らがいるエリアはメルヘンチックなアトラクションが並んでいる。甘ったるい雰囲気だ。
サトウくんのチームは僕らとは逆の方向に走っていったのは見た
「やはり攻めていくほうがいいかな」
「そっすね。そのほうが楽しいかと、オオムラ隊長」
「隊長か・・・まぁギリセーフ。いや楽しいってなんだよ。移動しよう。とりあえず反対側を目指そう」

「ああああああーーーー怖いいいいいいい!!」
突然撃ってきた!突撃してきた!2チームが一斉に襲ってきた!俺が拳銃を撃っても弾はあさっての方向にいってしまう!逃げるしかない!タスケテダレカ!
「しっかりしろぉサトー。死にてぇのかぁ!」
「ハシモトぉ、俺ぁもうダメだぁ・・・」
「泣くなぁ!泣いたら俺はお前を捨てる!捨てられたくないなら走れぇ!」
ガーン!でも走る
ハラダ援護しろ!」
「了解。ハシモト右から行け!モリシタもっと下がって狙い撃て!」
「もう下がってるよ。任せてくれ、2人くらいはいける。」
なにこれ・・・まともに動けていないのは俺だけじゃないか・・・
ちくしょう・・・でも走る

移動中のオオムラチーム
カギも探さなければいけないがどこにあるか検討もつかないな。おや?
「なんか銃声聞こえない?」
「いえ、聞こえないっす」
空耳だろうか、他のメンバーも聞こえないようだが、しかしここは、
「・・・ちょっと警戒しようか」

交戦中のサトウチーム
よし・・・とりあえず安全な場所に行こう
そんでもって落ち着こう
大丈夫俺だってやればできる子だ
ハラダたちがギリギリ見える位置まできた。ここならいいだろう
すぐ近くが王国の中心だ。ど真ん中に建ってる城がすぐそこにある
「手ぶれがひどいな・・・もっと固定しなきゃダメだ。両手でガッチリ持とう」
よし、構えてみよう。ゲーセン思い出してと・・・行けるかな
そういえば俺アサルトライフル持ってた。連射できるからこっちのほうがいいな
やってやる・・・俺だってやればできる子
ん?ハラダたちなんでそのまま異世界エリアのほうに行ったちゃうの?
目の前を通り過ぎていく仲間たち
まぁいいか。敵はあと何人だ?4人くらいだな・・・半分以下になってるじゃん。
そうだ、敵が来たら飛び出してやろう
そのまま挟み撃ちだぜ・・・
いやまて、奴らに気がつかれないようにしたほうがいいかな
よし、あと10秒・・・ドキドキ
5秒・・・いくぜ
敵は残り3人か、1人くらいやってやる
スッと敵の背後に回り込む
ハラダたちが見間違えないようにちゃんと電灯の真下に出た
「手ぇ上げなぁ!」
「!?」
敵のひとりがこちらに振り返る
かまうもんか、仕留める
「な・・・ぐふ・・・」
「しゃああああああ!」
次ぃ!
「あれ・・・?」
もう終わってた
敵が全滅している
ハシモトがこっちに走ってきた
「ナイスだサトウ。消えたと思ったら挟み撃ちとはな。よくやってくれたぜ。」
「はは・・・ハシモト、俺死ななかったよ、泣きそうだ」
「いや、まだ終わってねーから。この一瞬でお前死ぬかもしれないし」
まぁとりあえず、一段落だろう・・・
「みんな!逃げrああああああ」
モリシタの声と銃声が聞こえた
「モリシタ?」
「なんだどうした?」
ハラダが血相を変えて向かってきた
「2人とも!どっか影に隠れろ!敵が来てる!」
「なん・・・だと・・・」

警戒していてよかった
すぐに対応することができた
さっそく一人倒した
オオムラはそう思った
「みんな、隠れた敵もすぐに見つけてくれ。おそらく残っているのは彼らのチームだけだ」
「了解です。オオムラ隊長」

「モリシタが・・・やられた・・・?」
俺たちは王国のほぼ中心部にある大きな城の入り口付近に隠れていた
「何が起こったんだよ一体?」
モリシタの一番近くにいたハラダに聞いてみる
「多分、オオムラチームだな。なんかすげぇ動きが統率されてる感じで、まるで軍隊だったぜ。」
「軍隊かー」
「迫力満点だった。」
「おい、なんとかまいたみたいだぜ。少し休憩しようぜ。」

「すません隊長!見失いました!」
「静かに。仕方がない。カギのほうも探したいから今はまだ深追いしなくてもいいよ。」
僕たちオオムラチームは先ほど交戦したハラダチームを追っていたが王国内の暗さのせいで見失い、西部劇のようなアトラクションが並んでいるエリアに来ていた。
人気アトラクションのひとつがここにもある。
このジェットコースターのアトラクションはいつもは長蛇の列になっているだろうな。
興味本位でアトラクション入り口まで近づいた。『最後尾 120分待ち』と書かれた立て看板がある。
「・・・?」
その看板のとなりにも似たような看板がある。そこには『乗れます』とだけ書いてある。
「なぁ、乗る・・・?」
「乗りますか・・・?」

息を整え、俺たちハラダチームは宇宙エリアに移動した
ここに3大ジェットコースターの一つがある
隣はシューティング系アトラクションもある
ちょうどそのシューティング系アトラクションの前まで来た
「むむっ・・・」
「どうした、サトウ」
アトラクションの入り口がボンヤリと明るい
ハラダ、あれってもしかしてさ」明かりのほうを指さす
「・・・なんだろう?」
「あるかもしれない、よな。」
「何が」
「カギ」
「・・・あぁ、かもな」
俺とハラダは入り口へ歩くがハシモトが
「カギってあるとしても1つだよな・・・普通に考えて」
「そこはまぁ・・・早い者勝ちってことでいいんじゃないかな。なぁサトウ。」
「それはどうかな・・・ニヤリ」
沈黙
「ごめん、協力していこうぜ。おー」

オオムラチーム
目の前の看板についてキタノと相談をする
「乗ると言ってもどうやってジェットコースターを動かすのか知らないなぁ・・・」
「隊長、乗れたとしても、かなりの音が出てハラダチームに気づかれるのでは?」
「確かに。乗ったら何かがある、というわけではないかもしれない。ここはスルーしよう。」
「彼らを探しますか?」
「いや、カギを探そう。別のアトラクションへ行ってみよう。何かあるかもしれない」
「了解です。けどちょっとトイレのほうに行ってもいいですか?」
「わかった。ここで待ってるから」
キタノがトイレへ小走りで向かう
他の2人はあまり喋らず、ただついてくるだけだった・・・

ハラダチーム
「簡単に言えば、このアトラクションゲームの得点が一番の奴がカギゲット。らしい」
「サトウってシューティング得意そうじゃね?」
ハラダが茶化してくる
「いやいや、そうでもないからね」
「じゃあやめとく?」
「遠慮はしない!むしろ俺に行かせろ!」
「どういう心境なんだよお前は」
ハシモトが肩を叩いてきた
「おい、このアトラクションって参加できるのって2人までなのか?」
「え?そうなの?ハラダ
「そうみたい」
どうするかな・・・2人参加したとして、2人ともカギを手に入れたら1人余っちゃうしなんか気まずいじゃねぇか・・・
ハラダ、サトウ。お前ら行ってこい。俺はここで見張りでもしながら待ってるからさ」
「いいのか・・・?ハシモト」
「かまわん」
「ハシモトありがとう。行こうサトウ。」
「ああ」
「頑張れよ、二人共」

キタノはトイレで用を済ませた
鼻歌まじりで手を洗っている時、ふと目の前にある鏡を見た
目に写ったのは個室の中から飛び出しているミッ◯ーの頭だった
自分のほぼ真後ろにいるミッ◯ーを見たキタノは動けなくなっていた
「ひいいい・・・ああああああああああああ」
そして、キタノは脱落した


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みたいなあれにしたかったけど、どうやんのさ・・

どうやらこれが俺のちょっとらしい
まだまだ続きます
でも次は最後まで載せちゃう
また長くなるけど、頑張れ読んでる人

色々反省点みたいなのもあったりする
では次が最終回だよ多分

WORKING!!2期最終回
松本によって悶え死んだ