SBT420の日記

名古屋グランパスのファン。

生誕祭

悲しいかな、誕生日がもう特別な日じゃなくなってた。
いつも通りの1日だし、良いことなんて無い。むしろややこしいことが舞い込んできた。
独りだと特に虚しい気持ちになりがち。ちやほやしてくれる人がいないから寂しさの暴走が始まりそう。
ケーキを食べて押さえ込むしかない。楽しい誕生日を再び迎えるまで。
SNSのアカウント名に420とか使ってるけど、マリファナの隠語とかそういう意図は一切無いです。


映画「ドラえもん のび太とふしぎ風使い」
地球のどこかにある風の民の村。そこにいる嵐族がはるか昔に封印された風の龍マフーガの復活を企む。3つの玉に分けて封印されたうちの1つがスネ夫の家の庭に現れ、その中から台風の子供が生まれる。台風の子供はのび太に懐き、のび太はフー子と名付ける。フー子を遊ばせるためのび太は「どこでもドア」で広い草原へと行くがそこは風の民の村だった。
この映画からセル画からデジタルアニメに変わった。知らなかったから結構驚いた。全然違うから。新旧の分け方だけじゃないな。そういう意味では中間地点にいる作品だ。次に見る予定のワンニャン時空伝もそうなるかな。
細かい所まで動くからちょっとした仕草に目が行く。
薄っすら記憶がある程度だったけど面白かったな。スネ夫が悪役に乗っ取られるからみんなで戦う感はなかった。どちらかと言うとのび太とフー子の話だからかな。テムジンとの友情もちょびっとだけだったし。
あまり目立たなかったけどジャイアンはすげぇ良かった。スネ夫を助けるために敵に紛れ込んだり、かなり勇気のある行動をしていた。最後に悪役のストームやっつけるのもジャイアンだし。 
のび太はめちゃくちゃかっこよかったなぁ。マフーガ封印する剣を持って立ち向かう時、「フー子を!戻す!」ってセリフがグッときた。戻すって言い切るのが刺さった。戻すんだ、とか柔らかい語尾だとのび太らしいっちゃらしいけどそうじゃなかった。のび太がフー子を呼ぶ演技も最高。泣きそうになった。wikiのび太役の小原乃梨子さんの愛猫とのエピソードを読んでからもう一度クライマックスシーンを見直したら、言葉にならないほど。
しかし、マフーガを構成するフー子はいたずらっ子な性格なんだけど、そういう面がマフーガには一切表れないよなぁ。映画版では名前が出てこなかったゴラドの凶暴な性格と合わさると世界を滅ぼすような性格になるのかな。
主題歌が当時のテレビシリーズのエンディングを担当していたゆず。これも知ってたけど忘れてた。ゲスト声優でも出演してたし。気が付かなかった。2003年あたりならもう既にゆずにハマっていたよな。シングル「超特急/陽はまた昇る」とアルバム「リボン」から入ったから多分そうだよな。