何試合勝ってないとかもう考えるのをやめた。
でも上手く泣かないと余計にしんどいだけ。
ピッチと同じくらい心も荒むが、選手たちがどれだけ闘っているか見て流れた涙があればまた綺麗な芝は根を張るだろう。
前節に引き続き3バック。352。
シャビエル選手がベンチ外でマテウス選手が右WBに入る。守備はやるべきことだけはしっかり期待しつつ、攻撃でどれだけパワーを出せるか。
中盤は逆三角形。ネット選手がアンカー。
試合後の監督曰く、このシステムは良くなかったそうだ。うーん、3バックは攻撃時はそこまで問題が露呈しないけれど、守備になったら目も当てられない。このヒヤヒヤ感には覚えがあるけれども。相手を見て脆いところを的確に攻める上手さを身に付けたセレッソは上位争いを面白くさせてくれそう。
しかしロティーナ監督がこれほどリスペクトしてくれているならもっと良い試合になったらよかったなぁ。
前半の布陣でも攻めていればサイドで数的優位を作れるからめちゃくちゃ苦労するってことはないだろう、とは思っていたが。
後半から長谷川選手に代えて櫛引選手を投入。442に。やりやすい配置にしたのは良いけど、米本選手を前線に置くのはどうなのよと。ネガトラが機能しないのも納得できる。前プレで相手のビルドアップを阻害できるのは良いけどさ。
ここ数試合、同じように動きが重そうなシミッチ選手は大丈夫なんだろうか。やっぱり遅さを感じてしまう。育児休暇でも与えたほうがいいのでは。あまり長いと困るけれど。
今の彼のプレースピードでは枠を維持し続けるのは難しいかもしれない。
パス数が一番多くて98本だったけど、
中盤が2枚でも3枚でも底を任せるのは米本選手のほうが良さそう。
相手が対策として取ってくるのが自陣に引いて中央堅めるってならそこまで下がって受ける必要も少ない。2列目から1.5列目を飛ばしてジョー選手に縦パスが入れられる距離感にいればいい。引っかかっても即時奪回に米本選手が行くのが役割としてはしっくりくる。
それに無理して使うこともないと思う。相変わらずだけどネット選手もいるし。シャビエル選手ベンチ外という采配もするくらいだし。悪いことじゃないかと。誰にだって休息は大切。
相手の対策を自分たちの技術とアイデアで上回らないといけないと吉田選手は試合後話してくれた。
F東とフロンターレの試合ではフロンターレが技術とアイデアとハードワークで相手の対策を上回り完勝。
見ていてフロンターレが本当に羨ましく思えた。フットボールとはこうやるんだよ、と言われているような気がした。
グランパスのああいう姿をこれから見られるだろうか。