単独首位に土つけたり、鬼門で勝つのは本当に大変。
この魂を削るような試合が来シーズンもできるんだろうか。
グランパスは4231。前田選手に代わり相馬選手が入る。そして吉田選手がベンチ入り。早くない?
アントラーズは4411。和泉選手は左SH。
6分にPK獲得。和泉選手はそういう形で恩返しするのね。複雑。
早々に先制点を取れたのはとても良い。
追いかける展開になればアントラーズはボール保持することを選択するから。
グランパスが保持してビルドアップをハメられたりショートカウンターを食らったりする前で良かった。どちらがその形で先制点を取るかどうかでスコアが逆になっていてもおかしくなかった。
相手がより保持してくる状況になったので、グランパスは自陣で守備ブロックを形成して待ち構える。
13:29~、犬飼選手がパスの出しどころに困った場面。前線へのロングボールでもなく近くの和泉選手へ出す。しかも出した後そのまま入れ替わるように前へすり抜けていってしまった。後ろ向きで受けた和泉選手はパスを繋げられずタッチラインを割る。
町田選手が持ち上がった場面。引いた相手が寄せてこないならCBがそのまま持ち上がればいいじゃないっていうのはわかる。でもこれはどんどん選択肢が消えていったように見えた。町田選手が持ち上がることでレオ・シルバ選手と左SBの永戸選手より前に進んだことでパスコースが消えた。そのタイミングで阿部選手とマテウス選手が寄せて数的優位で奪う。
その後のグランパスの攻撃とプレス回避、保持はかなーり良かった。
ああいう持ち出しやサイドチェンジで守備ブロックを動かされたり釣り出されたりすると崩されるかもしれない。
グランパスにはこの試合では特にポストプレーを頑張ってくれた金崎選手がいる。つまり身体が後ろ向きでも活躍できる。そして両SHはドリブル突破もクロスもある。
アントラーズのエヴェラウド選手はポストプレーをするタイプじゃないみたい。ファンアラーノ選手も和泉選手も交代で入った荒木選手もドリブルで迫力を出せる場面はなかった。
縦パスやDFラインの裏へのロングボールと、大外一杯に幅を使われると守備ブロックの網目が拡がったり、釣り出されたりしたかもしれない。
後半アディショナルタイムに相手GKのフィードをシミッチ選手がカットして阿部選手、マテウス選手へと繋いでGKと1対1、ループシュートを決めて終戦。
次は中2日でサガンと。
ジェソク選手や米本選手の状態が気になるけれど、吉田選手やシミッチ選手、ベンチメンバーのことをもっと信頼して良いんですよ監督。