試合結果のメルマガが遅かったんだ。いつもより。終わってから1時間以内にはくるのが今回は19時だった。
それはもう嫌な予感しかなかった。無理矢理良い方に考えたら勝ってテンションが上がって、みたいな。
グランパスは4231。木本選手がCB、右SBは宮原選手。
フロンターレは433。シミッチ選手がいる。
展望ではフロンターレの山根選手の止め方に頭を悩ませたけれど、そちらサイドの動きはあまりなく上がる場面もそう目立たなかった印象。相馬選手の対応としての振る舞いか。
でも逆サイドの登里選手が内側レーンにいたり前線まで上がったりではちゃめちゃ。
家長選手も逆サイドまできてた。
グランパスは守備ブロックの形を動かしたくないから目の前の相手がごちゃごちゃ入れ替わると後手になってあっという間に崩されてしまう。
CBがサイドまで釣り出されると中央が手薄になってピンチになりやすいし、SBが1歩でも前に出て守ろうとすると高い精度の止める蹴るで裏のスペースを使われる。
そのポジションにこの選手がいないとダメって考えなくても攻められるフロンターレだからこそのグランパス守備ブロックの崩し方なのかな。
しかしたった3分で失点するなんてそんなん考慮しとらんよ。
グランパスのキックオフで始まったのに数秒でボール保持権を奪われたのはちょっとあれだったかな。
そこから深い位置まで運ばれ、クリアしても拾われ自陣から抜け出せない。フロンターレのトランジションに捕まるとこうなる。そんな展開にまんまといきなりハマるとは。
この形、見たことある。サガン戦で。
再現性がある失点は守備が売りのチームとしたらよろしくない。他からしたら弱点見つけたようなもんだし。
保持側のトライアングルはなんとなく原則があるのは知ってる。
では守備側のトライアングルは、というところはあまり理解していない。そういう解説を見かけてなるほどと思ったので。
ただこの形ではマテウス選手の守備があまり効果的ではないように見える。実際、大外の三笘選手に簡単に出されてしまったし。
どういうトライアングルが正解なんだろう。底辺がゴール側にあると良さそうだけど。逆三角形はネガトラの時に有効みたい。まず正面を塞いで横か後方にパスコースを絞る。そこで少しでも時間をかけさせてプレスバックで奪う。らしい。しかもそのインテンシティが高い。さらに止める蹴るがあるからフロンターレのどの選手も適切な立ち位置を取り、相手をズラした時間を優位性が出せる選手に届けられる。という流れがボール保持中はずっと繰り返される。
グランパスがボール保持するしないどちらにせよ、フロンターレのトランジションを越えなければならぬ。
さらに守備ブロックも変える?もし仮に練習していたら451(433)とか532とかかな……対面する相手選手が誰であろうと関係なく常に数的優位を確保した守備をするとか。ビルドアップは捨てる。捨てないなら、フロンターレ陣地でのトランジションで負けたらランゲラック選手に祈る。
何か対策を取るにしても監督不在はしんどい。コーチ陣の奮起に期待。
深津監督、新川先生は良いこと言ってる。
「フットボールの試合に敗者はいない
いるのは勝者とリベンジャーだ」
「永遠に続く王朝など存在しない
川崎フロンターレの長期政権も必ず終わる」
「名古屋グランパスが5月4日に終わらせる」