SBT420の日記

名古屋グランパスのファン。

【感想】グランパス対ベガルタ J1第16節(0-1)

序盤戦は調子が良くても段々と失速していくなんてのはそこまで珍しいことじゃないとは思うけれど、名古屋という土地柄においては調子に乗らせたままにはしてくれないわけで。そういうところがあるんだよねと。上手くいっているように見えて、裏では何かしら怪しい動きがあったりなかったり。

 

 

グランパスは433。

ベガルタは442。

 

ボール保持したのはグランパス

米本選手のサリーダや両サイドでのトライアングルと柿谷選手の偽9番のような動きがあったような。ハーフタイム中に見れるスタッツの平均ポジションはまさにそういう動きが全体としてあったのがわかる。

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それが相手の守備ブロックを崩すまでに至ったかはスコア通り。その前にボールを運ぶ術が欲しいね。

ビルドアップの時点で中央を止められたらサイドに逃がすしかない。蓋をされているのである程度敵陣まで進んでも寄せられそれ以上は入っていけない。ペナ角より先の景色が見れない。433でサリーダ、トライアングル、偽9番までやるなら侵入したいエリアはハーフスペース最奥なのに。せめてもう少し中央から運べたら。

あとはビルドアップ時に少しでも中央を使ってサイドへ逃げるタイミングをズラしてSBの位置を高くしたいぜよ。サイドで詰まるにしても相手を押し込んだ状態かそうじゃないかで被カウンターが変わってくる。

でも相手陣地に押し込んだとしても結局はどこかで相手を剥がすなりズラすなりして時間やスペースをボールと一緒に届けないと意味がないよね。

優位性を持たないまま押し込んで狭い局面を崩すならもっと連携しないといけないだろうし。止める蹴るのコントロールも必要だし。

なんだかんだあと少しのところまでは来ているけれど、この配置とやり方でいくならもっとキレイな崩しをしたいよね。

一度、堅守に特化してしまってはそう簡単にボール保持のスタイルに変えられるとも思っていないから選手個人に頼るような場面もまだ多くなるのは仕方がないかな。とは言え、狭い局面でも苦にしない選手に頼るほうがとも思うけれども。

 

 

次はレッズと。

欲しいくらいの点取り屋がいる。