Jリーグ新記録を樹立したってまだまだ不安な部分があるなんてフットボールとは恐ろしいものよ。
というわけで8試合クリーンシート。
ここまできてしまうとなんだかその凄さがあまりにも大きくて実感が遠い。地に足が着かない感覚。本当にすごいことをやってのけたんだよな。
グランパスは4231。齋藤選手がトップ下。
トリニータは3421。
齋藤選手の起用についてなどは他の方が書いたレビューで勉強。なるほどデコイでもダイアゴナルランは効くな。守備でも周りを動かしていたし、ちょっとイメージ変わる。
トリニータにはそこまで効果的な縦パスなんかを入れさせなかったかな。その辺りは米本選手と長澤選手のバランスが絶妙だったみたい。稲垣選手と長澤選手の組み合わせだとかぶるらしい。確かにそんな場面はあった気がする。前節だけど。
前半で2得点。
マテウス選手の個人技爆発と鋭いFK。
質で殴る。
後半の頭からのプレスは見もの。GKまで追いかける。すると後ろも嵌めていく連動は面白い。
トリニータはボールも選手も下がってしまうのがあまり良く見えない。ボールを前進させたいのか保持したいのかわからなくなる。前進させるには前に選手がいないといけないのに、バックパスと一緒に選手も下がると困る。ちょっと弱気かもしれないので、相手の前プレを利用したロングボールなんかがあればひっくり返せるのにとは思った。
グランパスは山﨑選手に替えて稲垣選手を投入してから433にした。
守備時そのままの433。中盤の3枚がパッと見だと守備的だけどそこの人数を増やしたかったのかな。最終盤には中谷選手も入れて532にしたし。締めるために人数増やす位置がゴールにどんどん近くなっていく。
433はもう少し見たいけどな。65分くらいからだし、リードもあってかマテウス選手も緩んだ時間帯だったからなんとも。中盤の3人を使ってしまうから消耗を考慮したら乱発するとは思えないし、スタートから見られそうな陣形ではないか。
それこそフロンターレにぶつけたらどうなるか見てみたいが。
75分の裏に抜け出された場面での木本選手のカバーは良かった。予測もしていたし早い対応だった。右CBの定位置争いは激化しそうだけど、左CBは丸山選手しかいないので気になる。藤井選手が左足でも完璧な止める蹴るを習得すればチャンスあり? 期待はしてる。
しかし本当に左利きCBは希少だな。世界線が違えばそこに立つ人生もあったか。
次はサンフレチェと。
昨シーズン最終戦ぶりか。
マテウス選手を封殺する佐々木選手がいるかどうするか