ペナルティエリア内にフィニッシャーがいれば・・・・・・なんてことを思っていた時期もありましたが、それはもう解決されました。
グランパスは4231。クバ選手1トップ、左は相馬選手。
大邱は352。守備時は532に。
前半は苦労したのはわかる。ガッツリ引かれてスペース消されると相馬選手は大変になってしまう。対策された時の対策がまだないか。個人的にはビルドアップのタイミングでCBからロングフィードが出たら面白いとは思うけれど。右サイドで少し攻撃を組み立てから左へ展開して丸山選手から相馬選手へ、みたいな。流石にまだミンテ選手から出ることを期待するのは難しいかな。
これからのためにも単騎突破を極めるよりも味方に使ってもらう方向で対策の対策を考えるのが良さそう。
後半から2枚替え。珍しいとか思い切った交代という印象は少しあったけれど、その効果たるや。
木本選手はCBもできるからそこまで相手に寄せていかないので通常の配置で既に数的不利な状態でも対応が間に合う。相手2トップにパスを出してセカンドボールを数的優位を活かして回収する狙いを摘み取るのには適役だったかなと。
相馬選手も含めて監督はそのへんのズレをすぐ修正して選手たちが実現してくれたのは満足度高い。
グランパスのボール保持時、吉田選手が持つ位置がハーフレーンなのが良い。
高さも良い。相手の532守備ブロックの3と枚数を合わせる高さ。そして前田選手と森下選手とでトライアングルを形成できる外に開き過ぎない内側の位置。
クバ選手はもうとにかくスーパーだった。としか言えぬ。
彼の周りをほぼ常に回遊することで別の良さを発揮している前田選手のように、相馬選手にもきっとそんな別の良さを出せる形があるはず。
しかし改めて前半を通して見てみたけれど、相手の得点はほぼラッキーパンチなのでは。
再現性なさそうなんだよな。どちらも脈絡がなさすぎる。
確かにグランパスも少しフワッとしてしまった部分もあるけれど、だからこそもう一度取れるようなものでもないのかなと。
中盤の数的不利という配置の問題はあれど、そこまで気にするような失点でもなかったかなと。しない方がいいのは間違いないが。
次はマリノスと。
この勢いをぶつけたいぜ。