SBT420の日記

名古屋グランパスのファン。

【感想】グランパス対セレッソ ルヴァンカップ決勝(2−0)

白状するなら早い方がいいかな。

結論から言うと一瞬のネタバレを食らっていた。

仕事終わりにiPhoneの画面を見たらグランパスの試合結果メルマガの通知があった。そこで見えた文字が「祝!優勝」だった。すぐに目を逸らしたけど、もうちょっと考慮して欲しかったぜ。

帰り道は、まだわからん幻覚だったのだ、と言い聞かせて歩いた。

 

 

グランパスは4231。1トップに前田選手。トップ下は柿谷選手。右SBは宮原選手。

セレッソはターンオーバー。左SHに乾選手。

 

序盤はグランパスがボール保持。前田選手がハーフスペースやサイドに流れてうまく受けていたからかな。しかしこの受け方ができる選手がいるのに2トップにしないのはなぜだって思ったけれど、クバ選手が天皇杯でフル出場してなかったらそうしていた? いやしないだろうな。

10分くらいでセレッソに保持が変わる。こちらは飲水明けからわかりやすい。ビルドアップはでは右SBを高く上げていたけれど、そこからは左SBも高く位置取る。で乾選手がハーフスペースへ。ボールを上手く持てる選手がああいう位置にいると相手のSHやSBは苦労する。

セレッソはネガトラも良い感じ。グランパスがクリアしてもすぐ回収して再び保持。プレス、回収、保持、シュートと良いサイクルが形成されていた。

若手FWのことはよく知らなかったけれど、正直そこは助かったと思う。

グランパスが相手のプレッシングを回避するには止める蹴るを思い出そう。それが見えるフットボールもしてほしい、と言うかしないとやっぱりダメだ。堅守であろうとそれは必要だ。

 

後半スタートからセレッソは交代。清武選手を入れて4231に。

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後半開始40秒くらいに解説の内田さんが清武選手の位置に言及したあたり。

セレッソのビルドアップ。原川選手のサリーダ、オクノ選手がハーフスペース強襲を狙う。とグランパスの中盤と前線の間にセレッソの選手がいない。ポジショニングがよくないように見える。特にネガティヴトランジション時の配置としては圧力がかけられない。

CBが少し運んで縦パス。そこでロスト。木本選手が反転して前田選手へ。

相馬選手へのフィードが出せるとわかればセレッソの松田選手と競走させるのも面白い。相馬選手のCKの精度も高いし用意していた形で見事な先制点。声が出た。

 

あとはセレッソの保持に耐えつつカウンターを狙う。

選手交代しつつ配置も433の451守備ブロック、541、532と変わっていく。

ここにきて齋藤選手の推進力が活きるとは思わなかった。監督の言い方を素直に聞いていると試合に出ていないと調子が悪いと思い込んでしまうな。

クバ選手のポストプレー、齋藤選手が運んで、クバ選手がシュートまで持ち込めると可能性が高くなる。で、稲垣選手のゴール。変な声が出た。

そしてここで試合を見ながら書くメモが途切れている。

潤む目に焼き付けていたのだ。

 

しかし予想スコアの1−0を見事に越えられてしまったな。

 

タイトルゲット!

だけど次もすぐくる。

 

次はレイソル

豊スタへ行く。