ホーム開幕戦。
今シーズンの鯱の大祭典は国立でアルビ戦をやるとか。
サンガは3421。4バックから3バック、5枚変更。
10分、キャスパー選手の抜け出しを止められた場面はサンガの選手がフォローにいなかったらドグソかな。
グランパスはあまりプレスに行かなかったな。
サンガの前線にパトリック選手と2シャドーがいると相手は何を狙っているかわかるし、プレスに行くと間延びしてセカンドボール回収が楽になってしまうからかな。
サンガの1トップ2シャドーとWBに攻撃の形を作られていた。343と3421じゃズレる。シャドーを捕まえるのが大変。守備時に和泉森下選手が絞ると相手WBに余裕が生まれてしまう。
相手ボランチも前向きにプレスしてくる。プレス強度が高い時間帯はこの包囲から抜け出すのは簡単じゃなかった。相手WBの背後のスペースにマテウス選手が流れてそこから陣地回復させるカウンターが何度か。キャスパー選手は前向きでも後ろ向きでもパスが出せるようだ。すごい。そうならタイミング逃さず寄って走ればいいのくれる。
30分くらい経過するとグランパスが保持できる時間も少し出てきた。とは言え全体の保持率はサンガのほうが多かったな。プレス強度が落ち着く時間帯にこちらが保持できるからそこまではなんとか慌てず耐えればいい。
懸念しているのはグランパスの左サイド。
試合後のコメントを読むと、森下選手が少し下がりSBのように、和泉選手の立ち位置を前にする取り組みをしていたようで。
それでは少し足りないような気がした。相手の圧力もあるけれど、それだけでは左サイドを制圧するには足りない。個人でいうと和泉選手が独力で相手を剥がせる推進力。あると思っているけれど、発揮できる位置にいない、出すにはリスクの方が大きいくらい下がった位置にいる。せめてハーフウェイラインより相手陣地寄り。チーム全体でいうとそこまで運べないビルドアップか。数的不利な局面でもないのに余裕があまりない感じがする。味方の位置とか技術的な部分がまだフィットしていないのか。
もうちょっと運べて、相手陣地に入れば左サイドから細かい連携で一番奥深くまで侵入できそうなんだよな。和泉選手も前向いてなんぼの選手だし。
というか自分は和泉選手のことをどれくらい忘れているのか確かめるために19年シーズンのハイライト動画をいくつか見たが、刺激が強い。色んな意味で。でもやっぱりSHの位置が良さそうなんだな。
結局、どんなフットボールを選択しても止める蹴るに戻ってくるのだ。多分、一番ボールが止まっていたのはキャスパー選手なんじゃないかな。得点場面はマテウス選手を含め関与した選手みんな基準が上がったような気がした。
練習試合の結果はあまり気にしない。それよりもまだ重廣選手も山田選手もいるの楽しみなんだよ。はよ出てこい。ユースの選手も歓迎。
ここで色んな失点やよくない展開をしてくれると良い還元ができるはず。
サンガの次はサガン。