SBT420の日記

名古屋グランパスのファン。

J2 第19節の感想

アビスパグランパス
失点する度、負ける度に守備があーだこーだ言っているようでは応援する側にまで監督の戦術が浸透していないということ。完封を諦めたわけではないけれど、それが目的になってはいけない。
この試合も先制したけど後半に逆転される展開。どうして追加点が取れないのか。
序盤、個人的にパス回しに物足りなさを感じていたけど先制。前も似たようなことを思ったかな。その後が問題。チャンスは多くなかったけど、決定的な場面は作った。アビスパがうまく守っていたというのもある。システム変更もしてきたし、さすが井原監督。守備が安定すれば攻撃で押し返せるアビスパの攻勢をまともに受けてしまって自陣深くまで下がる。先制してからもチャンスを作っていた時のようなパス回しが継続できなくなるのはそのせいだと思う。しかもこの試合、ディフェンスラインだけではなく前線の選手以外も下がる。ディフェンスラインに吸収されるほどに。どれだけ裏のスペースを使われることを恐れているのかがよくわかる。守備戦術が存在するなら下がってブロックでも作ればある程度は守れるんだろうけど、ディフェンスラインに本職がほとんど入っていない時点でそれは無理。弱気になるくらいなら開き直ってディフェンスライン高くして相手の中盤でボールを奪うくらいじゃないとグランパスはパス回しすらできない。敵陣かハーフウェイライン付近から攻撃を始められないと相手を押し込み続けることはできない。裏のスペースにロングボールを蹴られるのが嫌なら蹴られる前に潰せばいいのだ。これから暑くなって運動量も落ちるだろうけど、ボールを保持し続ければ守る必要はなくなる。
もう一つこの試合の要点としては審判かな。一発レッド出すならその前にアビスパの選手にも危険なプレーがあった。そもそもレッドじゃない。イエロカードなら納得できる。何の脈絡なく一発レッドってのがまたおかしい。信頼できる審判団だったのにアビスパの悪質ファウルがイエロー止まりでグランパスのイエロー止まりのファウルに一発レッドという判定に試合を動かされた。
見えない大きな悪い流れにグランパスが巻き込まれているような気がしてネガティブになってしまう。失点も連敗も負傷者も止まらない。
見ているこっちがこれだけショックを受けているんだから選手たちはもっと大きなショックなんだろう。なんとかならないものか。

心ここにあらずな感じなので他の試合の感想は書けそうにない。