SBT420の日記

名古屋グランパスのファン。

【感想】グランパス対トリニータ J1第30節(0-0)

小さい子供が小脇にお気に入りのぬいぐるみを抱えているのを見るとちょっと泣きそうになる。

これはどういう感情が込み上がっているのか。

 

 

シャビエル選手が通算100試合出場。

もうそんなに。

今思えばJ2にシャビエル選手は反則だったな。

 

 

この試合はなんかこう、とても渋いものだった。

まだまだこういう試合で何かを見つけるのに苦労する。

 

グランパスは変わらず442。ベンチに千葉選手が。

トリニータは5枚変更の3421。ターンオーバー羨ましい。でもそういうのが当たり前でそうやっていけないとダメだよ。

 

リアルタイムで見れなかったか悶々としながら思ったことは、前半からボール保持してるのに思うように前進できずシュートも打てずにズルズルと時間だけが経過するような展開はマズイということ。展望で書ければ良かったと後悔してる。

 

どのチームにもリスペクトを欠かさない人は分析するのに向いてると思う。そういう監督さんだよ。相手にするのは嫌だけど、ネガティブな嫌ではない。

 

 

試合は序盤からグランパスがボール保持。トリニータの守備ブロックは541。

 

中2日でターンオーバーとは言えコンディション的には厳しいはずのトリニータは守備ブロックでいう4の連動が良かった。第2プレッシャーラインというやつかな。

 

例えばグランパスの左サイドで吉田選手が大外でパスを受けた時。中盤4枚はそのままスライドするのではなく、逆サイドは少し前に出る。

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吉田選手はパスの出しどころがないので無理せず後ろへ。丸山選手、中谷選手へとパスが回ると少し前に出ていた中盤の選手がプレス。他3枚はスライド。

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ジェソク選手へ出しても守備ブロック中盤3枚のスライドが速いしWBも寄せるのでかなり窮屈。シャビエル選手の偽9番な動きも中盤とDFラインに挟まれてしまうほどスペースがない、

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そんな守備を強度と集中力高くやられるので、前進にかなり苦労した。

 

グランパスがそこをなんとかかいくぐってペナルティエリアに侵入する時のパスがまぁ残念なものが多かった。

そういうパスの出し方ができてしまう選手ばかりだから致し方ないのかもしれないけれど、ヒールパスやフリックを選択するような局面しか作り出せていないとも言えそう。成功率の低いパスしか出せない身体のアングルやポジショニングになっていたかな。

 

 

うーん、ああいう守備ブロックをどう攻略するのが正解なのかはっきりと自信を持って言えないけれど、縦に下がる動きだけでは難しそうなのでもう少し連動する数を増やすとかかな。

サリーダなどで一番後ろを3枚にして守備ブロックの中盤1枚が寄せてくるプレスを回避しつつ、SHが内側のレーンに移動して中間ポジションに立ちSBとで相手WBに対して数的優位を作り、トップがWBの裏に抜け出すとか。そこにCBからのフィードが飛んでくるとサイドの奥を取れたかも。

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何だかんだでクリーンシートで終えられたのは良かったけれど、攻撃に少し陰りを見せてしまったのは気になる。

現状はこれしかない、とは言わないがこれ以上があるのかは怪しい。

何か手を打つような策に踏み切る勇気は監督次第。自分を信じるならこのまま。選手を信じるなら何かが変わる。

個人的にはシミッチ選手を起用したい。終盤のパワープレー以外で。偽9番の動きとパスは縦なので、斜めのパスを織り交ぜられたらなと。

あとはオフサイドラインで勝負できる選手がいれば。

 

 

次はレイソルと。

いざリベンジ。

というか残り全部リベンジなのだ。