新たなブーストでも目の当たりにしたような気分。
4回目の対戦となればお互いにそれなりの対策は立てているはずだけど、セレッソはそれよりももっと優先すべき事があったように見えた。
皮肉にもそれがグランパスにとってハマるものだったとは。
グランパスは4231。前節と同じ並び。
セレッソは442。左SHに清武選手、右SHは坂元選手。そして2トップの一角に大久保選手。
清武選手は内側で坂元選手は大外、というざっくりとした攻撃時の立ち位置をイメージしていたけれど違った。どちらも内側だった。
グランパスの442守備ブロックを包囲するのではなく、稲垣木本選手を包囲する立ち位置。
位置と数の優位性を中盤のボランチに対して取られてしまった。トランジションも含めて中盤を完全に掌握されてしまった。
2トップの山田選手も少し下りて組み立てに参加するので、大久保選手はパスを出してもらえるタイミングを見計らってCBとSBの間を突破する事に専念できる。何度かあった決定機とシュートをなんとか防げたのは良かったけれど・・・・・・。
後半開始早々に交代枠を4つも使って流れと先制点を持ってきたまでは良かったけれど、レジェンドに得点させたい勝ちたいという圧力に耐え切れるだけの守備固めができなかった。セットプレーはまだちょっと怪しいか。
やはりこういうメンタリティは強い。
最終節は残留争いに大阪勢ががっつり関与しているのでこの勢いが影響するかな。この試合限りということにされちゃあ困るが。
5位転落。勝点1差で上にアントラーズ。
次はレッズと。
長澤選手が出場停止だけど誰が入るかな。もし仮に先制できても守備固めはできないかもしれない。元気な若手カモン。
来シーズンの新兵装を纏って戦う以上、負けるわけにはいかんぜ。