SBT420の日記

名古屋グランパスのファン。

映画の感想(秋)

そろそろアマプラにクレしん映画が戻ってこないかと待ち遠しい。

現在アベマで配信中。

11月からのW杯視聴に向けて今のうちから使い方に慣れておくために放送中のアニメを流しっぱ。

公開順に毎日放送しているのすごくありがたい。配信よりも放送されている方がなんか見ちゃう。ドラ映画はなんで順番じゃないんだろう。

しかし録画消化の時間が捻出できないジレンマ。

 

クレヨンしんちゃん 激突! ラクガキングダムとほぼ4人の勇者』

初見。テレビ放送はいつやっていたか知らないレベルで見逃した。

クレしん映画において、しんのすけと誰の話かっていう括りがあると勝手に思っている。野原家かカスカベ防衛隊かゲストキャラとのタッグか。前半防衛隊で後半野原家という半々のものもある。

これはそれのどれにも当てはまらないような気がする。

姫が下界に降りてしんのすけと一緒に行動するタッグパターンをやるべきだった。というか声がきゃりーさんか。上手くね。かなり可愛らしいキャラだったので、主役級の出番で良かったと思う。勿体無い。

逆にユウマくんは必要だったんだろうか。ちょっと彼の役割がわからなくて困惑。途中参戦だし。彼を参加させるくらいなら姫の方が適任だった。

子供を責めるモブ大人はいらなかったなぁ。ケツだけ歩きできるなら必要だけれども。子供たちも落書きする時のあの歌は一体なんなんだ。脈絡をくれ。

ブリーフ、ニセななこ、ぶりぶりざえもんと感動既定路線の消滅は上手くやってくれたのでよし。

しかし、しんのすけの目的であったななこおねいさんを助ける、というのが達成されなくて残念。

なんかこう、クレしん映画において沿わすべきところをそうしなかった結果こうなったような。

公開がイレギュラーだったとは言え、数字は芳しくないな。監督のネームバリューとか個人的に内容がアレでもちょっと言いにくいじゃないすか。だって実際に子供たちに描いてもらった落書き使ってんだもん。その辺さズルいよね。一緒にけなすことになりかねんやんか。

 

クレヨンしんちゃん 謎メキ! 花の天カス学園』

初見。これもいつテレビ放送があったか知らない。

29作目でもまだ新しいことができるってすごいよ。それもめちゃくちゃ面白く。

ミステリーだけじゃなくて謎の組織が出てこないのも今までにない。というか本当にちゃんとミステリーやってる。犯人誰か考えながら見ちゃったよ。全員ちゃんと怪しい。

ろろさんの声、エンディングで気がついたけれどつばきちゃんなのね。素晴らしい。

しんのすけと風間くんの仲直りも謎解きも完璧。マサオくんやボーちゃんは謳歌した感じするけどネネちゃんは何もなかったのはちょっと惜しいかも。しかし何をやってもらうのがベストなのかわからんな。恋愛はボーちゃんだったし。

「二日酔いと弱音は吐いた方が楽になれる」、出番は少ないのに名言は残すひろしさんかっけーす。

 

『すずめの戸締まり』

原作小説を読み終えるのが全然間に合わなかった。

レイトショーで。1番後ろの席の隅の方で悠々と。

ちゃんとしてる。やることやってる。そういう安心感と信頼感。

出会いと旅と少しの別れと再会に向かって走る。みたいな新海誠イズム。

だた120分は長かったような。東京からさらに北上するとは思わなんだ。芹澤のプレイリストで食い繋いでる印象。選曲は監督の好みかわからんけれども。

なんかこう、大人と子供の意見の食い違いを見せられてもそんなに・・・・・・。ファンタジーっぽいことやっているのにそれを混ぜると変な感じ。複雑な家庭と昔の記憶の夢のテンプレセット。

監督の性癖かどうかもわからんけど、座られたり踏まれたりは個人的には肯定的。すずめさんの髪型にバリエーションがあるのもイイ。

これが集大成にして最高傑作にされちゃ困るな。だって秒速と言の葉の方が絶対いいもの。