SBT420の日記

名古屋グランパスのファン。

【感想】鹿島アントラーズ対名古屋グランパス J1第13節(2-0)

試合後のネガティブハイな気分はよくないことを考える。

節目で勝てない我々は主役ではないのだ。とか。

 

 

グランパスは343。

アントラーズは442。

 

グランパスが保持する。するというかさせられる。ここ、多分これからの毎試合出てくるであろうグランパス対策。やってこなさそうなのはコンサマリノスフロンターレアルビサガンくらいかな。

アントラーズの守備ブロックがずっとそうだったかわからないが433か442中盤菱形のように見えた。ビルドアップで中盤経由の前進がすごく難しくなる。

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最後尾が数的同数でビルドアップの出口もないままプレスをかけられテンポが落ちてから相手守備を崩せるような攻撃をグランパスは得意としていない。

試合後インタビューで話に出ていたDFのドリブルでの持ち上がりは相手前線を釣り出せれば、中央ではその背後でボランチが受けられるようになるしサイドではWBにパスを出すと相手SBに予測されても永井選手やマテウス選手がその背後に走れる。相手を動かせば空いたところに入ったり、味方がいたところに入ったりできる。速い攻撃のテンポは足の速さではなく、プレーの速さであるのでここでもまた止める蹴るになる。

ドリブルで持ち上がる藤井野上選手が相手のファーストプレッシャーラインを超えるかギリギリまで引きつけることが前提にはなるからそこでのロストは考えなければいけないリスク。

相手がさらに対応して撤退守備をしてきたとしても、敵陣でのプレーが多くなるはずなので相手にCKを与えることは少なくなるはず。カウンターに特徴のあるチームだと怖いが。

 

定期的にセットプレーは悪い場面が出てくる。相手も分析して狙ってきているわけだから2度も同じ形でネットを揺らされているという事実はかなり重い。ゾーンだとかマンツーマンだとかそれの併用とかで改善されるようなレベルではないのかもしれないし、意外とどういう準備をしているのかわかりにくい部分だと思っている。

セットプレーといえば、守備もそうだけど攻撃においてもどれくらいデザインされているのかよくわからない。キッカーのボール軌道が気まぐれすぎてわからない。

相手にとってやりにくいのは味方もそうで、味方がやりやすいのは相手もそうであるという天秤なんだろうな。

 

 

次はサンフレと。

まだ上位との対戦が続く。

負けなければ食らいつける。